2019.10.8(火)
碧南ヨットクラブ訪問。
驚きました。
台風避難、日本一のマリーナです。
静かな朝、雨は無し。風は軽風。
今日は近場、アンカーを揚げ、7時25分スタート。
目指すは初めての碧南ヨットクラブ。
なつかしいOLIVEさんの母港。
設定航路が佐久島西に近づきすぎる様に感じて少し離す。
軽風だが、クローズホールドぎりぎり。
青空も少し見え、快適な帆走。
エンジンはデットスロー。4ノットで走る。これで十分。
きのう、おとといと激しい海況からは解放され気持ち良い。
でも、やはりヨット真上りの法則どおり知多湾に入ると風は次第に前へ。
ジブは張れなくなり、メインはバタバタ言う本当の真上りに変わる。
ま1時間、気持ち良くセイリングできたのを喜ばなくちゃ。
私は三河湾は始めて、碧南ヨットクラブも初めて。
知多湾に入ると油を流した様な水面となる。
さらに奥に進む。
左右から防波堤が伸びている。
赤灯台は良く目視できる。
一番驚きで、有難いのは行き会い船が皆無と言って良いことだ。
左右の岸壁には本船他、施設が目白押しにみえるが、船の行き来は全く無い。
安心して進める。
赤ブイ、緑ブイとも大きくて見やすい。
碧南ヨットクラブの入り口に到達。
すぐマストが見えるかと思ったが、右(東)にくぼみが見えるだけ。
右折して入る。少し進むとようやく左(北)にヨットのマストが見える。
管理責任者のIさんの指示どおり、無事2列目の右端に舫い完了。10時30分。
なにしろ、静かな三河湾の川かと思われる水路を奥に進むので、
ここは全くうねりは入らないだろう。
台風時も風だけ心配すればよい。
私の知っている限りで、日本で一番台風をしのぐの良いマリーナと見た。
管理者の方に食材店をうかがって、3時過ぎ行く。
遠いと聞いたが20分程、品物も豊富で、かなり良い店。
食材を購入して16時ごろ戻る。
なにか安定した幸せを感じる一日であった。17時46分。
食材購入から帰ってすぐ、現在のビジター用、端のポンツーンから、
風が強かったが指定の定位置、中のバースに船を移動する。
明日は強風が吹き、あさっては少し収まる予報だがどう変わるか解らない。
チョット躊躇する風だが移動を決め、台風避難位置に着岸、舫い完了。
ビールを飲み、夕食を済まし食器を洗おうとしたとき外から声。
碧南ヨットクラブからお誘い。
ホントに珍しく、宴会のビールが私の好みのエビス。
ズット飲む。
散々ごちそうになり、艇に戻ったのは今、23時15分。
みな私同様、女好き、同好の士であった。
ボヘミアンⅡで世界周航をされた渡辺さんからは、
以前、私のBLOGにOLIVEさん関連と伊豆大島元町港入港に関しコメントを頂いた。
こんな有名な方も私のBLOGを見ているのか驚いた。
今日はじめて本物にお会いできた。
いまも、現役で大型カタマランを操船しておられる。
渡辺さんの航海がクルージングワールドに掲載された。20年以上前と思う。
ピラミッドの横でマージャンをしているではないか。
鮮明にその記事を覚えている。
おそらく、楽しみを最優先に世界をクルージングした日本人で初めての方ではないかと思う。
冒険、必死の思い、大変さが日本の海外航海記に満ち満ちていた時代だった。
写真:
碧南ヨットクラブに寄港でき、安心し喜ぶECHO POINT
碧南ヨットクラブが、こんなに、しっかり整備され、
規模も大きいマリーナとは知りませんでした