2021.11.17(水)
晴天、デッキで朝日を浴びながら朝食。
今日は艇の清掃では無く、自分の清掃。
床屋に行く。
クルージング中に適当な床屋に行く手もあるが、
新宮に良い床屋がある。
おやじを継いで、息子が若いが店長をやっていて、上手い。
この何年かクルージング前や帰ってからこの店に行く。
床屋と言えば、私は何十年と銀座の床屋に行っていて、定年退職後も銀座だった。
この銀座の床屋の前、私が30歳前から10年ぐらいは千駄ヶ谷の床屋に行っていた。
ある時、村上春樹の短編随筆を読んでいて、
春樹の床屋へのこだわりと行っている床屋が出てきた。
アレ、これは俺の言っている店じゃないかと気づく。
普通の人にはどこの店か解らない様に書いているが、
その店に行っている人間にはア、これは俺の店じゃん、と解る内容なのだ。
私は若い時は普通の髪型だったが、この店のある店員がかってくれた短い髪形が気に入る。以後はズーと短い髪形を続けている。
この店員が居なくなって、行くのを止める。あとは出来るだけ近い髪形にしてもらって銀座の店を続けることとなったわけだ。
新宮のこの若い店長が東京にいたらそこの店に通うと思う。
床屋の後はイオンのコインランドリーで洗濯。
結構、多量であった。取り入れてみて解ったが、ハンガーに吊るしたシャツだけで8着あった。
乾した風景
那智の夕方、日が山の端に沈んだ直後
17時半、西の空。もう真っ暗。