DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

九木→賀田港

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2006.5.21(日)昨日、松丸船長の宮崎さん宅でシャワーを浴びさせてもらったあとビールを出してくれそのあと飲む。その際、今日の漁に一緒にいくことに決まる。松丸に乗り、初めて定置網で魚を揚げるる体験をする。今、帰ってきて朝食を食べ終わったところ。8時。
出発前、「女房が朝飯を食べていけと言ってるぞ」と声をかけてくれる。
9時前に九木浦を出発。川上さんが舫いを外してくれる。ポンツーンから手を振って見送ってくれる。
賀田港に入っていったところで三木浦から筏を引っ張って九木に持っていく途中の松丸宮崎さんと交差する。手を振る。こっちが曽根だと何度も指差して教えてくれる。

九木から賀田(かた)港に移動。賀田港尾鷲シーサイドビューという宿のポンツーンに今舫い終わったところ、10時半。宮崎さんにもらった肴を先ず、煮たり焼いたり、新鮮な内に処理する。昼食。2時ごろ賀田を探訪。宿の地続きといって良いほどのところに飛鳥神社がある。県の天然記念物に指定されている樹叢に囲まれいる。海に突き出た台地に祀られている。直ぐそばに縄文時代の遺跡もありこの地が太古から人々が生活し文化を育んできたことが解る。
賀田とこの地を呼んでいるが正確な町名としては曽根である。宮崎さんもそこは賀田ではなく曽根だと言っていた。
熊野古道が宿から100mぐらいのところを通っている。なんと西行がかって熊野三山及び伊勢神宮にいたる過程でこの熊野古道をとおり曽根から船に乗っているのだ。曽根で西行が詠んだ歌が山家集に収められている。曽根から三木里という少し西にある港に船で移動し三木里から山越えではなく船で錦浦に向かっている。2時間ほど曽根を散策する。
川をわたり賀田駅にいってみると調度三木里方面への電車が間もなく来るのと、1時間半後に戻れる電車があったのでので三木里へ移動。電車は3時間に1本ぐらい。三木里は太平洋に真っ直ぐ面したこの地には珍しい広く白い砂浜の海岸である。港は川を200mぐらい遡ったところにごくごく小さく囲われ船も小さく少ない。900年ほど昔、西行は何故曽根から三木里へ寄ったのだろう。今も町としては大きいので当時も港の便は悪いが町として栄えていたのか。三木里を1時間半ほど散策。宿に6時ごろ帰る。
航路情報:九木浦→賀田港 8マイル 魚網あり九木港沖から2マイルほどに魚網あり沖だし必要。
泊地情報:ポンツーン付きの旅館「尾鷲シーサイドビュー05972-7-2200」がベスト。船に泊まる場合は15
     00円。夕食3000円程度を宿で取る。風呂は確か800円。休前日以外は1万円以下で夕朝食付
     き宿泊あり。
     神社横の漁港はガラガラ。槍付け可能と思う。
     トイレ、近くに観光用があり。店と水は不明。
写真:網上げの様子。
   宮崎さんからもらった今朝の魚
   飛鳥神社
   海に開いた三木里
   川から入る小さな三木里漁港