DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

宜野湾7

2006.12.19(火)今、カナダ人と立ち話。4月に出発して福岡、新潟等、北日本を辿ってカナダに戻るらしい。9時。

午後、久しぶりに那覇に出る。航空券を購入。
帰りの降りるバス停を間違える。すぐ次が来たので助かった。
車の極度の混雑から沖縄の行政の貧しさを感じる。さらに穏やかで優れた文化を持っていた琉球王朝の良さが沖縄では破壊しつくされていることへの悲しみを感じる。
緑が無い。何の長期展望も無く、目先だけを見た都市開発。
しかし、形に見えるところでは破壊しつくされてしまっているとはいえ、沖縄の良さは人々の気持ちや他人への配慮の中にまだ生き続けている。
太平洋戦争による破壊のみが語られるが、明治維新以後からすでに破壊は開始されていたのだ。沖縄本来の良さを取り戻し、且つ発展させるためには未だ50年はかかるのか。

文化はかように、簡単に破壊される。日本全体についても心しなければならない。沖縄の場合同様、援助こそ警戒しなければなら無いことだ。沖縄も日本も、日本の地方も他からの援助ではなく、自分で自分を処する気概と希望と展望を持たなければならない。

夕食は外食。生3杯。