DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

伊江島2

2006.4.15(日)昨夜から激しい雨と風。朝、食事を終え、食器を洗おうとして外を見ると船の位置が前に少しずれている。まさかと思ってロープを引くと引く力は持っているがずるずると引けてしまう。走錨だ。となりの艇に横抱きの舫いをとり仮止めとする。すぐカッパを着、もう一本のアンカーとアンカーロープをセットしテンダーを下ろして沖まで積んで行き、新たなアンカーを取る。いったい何故走錨したのかと初めのアンカーロープをテンダーで引き上げて行くとなんとアンカーの爪の間にサンゴが入って角度が固定化されている。これが走錨の原因だったのだ。もう一度沖に出てアンカーを再度下ろす。艇に戻りこれで一休みするかとアンカーを引くとドンドン引けてしまう。叉走錨しているのだ。ここはアンカーが利き難いとは聞いていなかった。サンゴの海底はやはりフォートレスで利き難いのか。しょうがないのでまたまた全部ロープを引き上げ、沖までアンカーを打ちに行く。途中でテンダーのオール受けが折れ、1本のオールで左右の海を掻いて進む。いつも肝心な時にオール受けが折れるんだよな。艇にもどりゆっくりとロープを引く。同じく幾らでも引ける。あー叉ダメかと思ったが30mほど残してどこかに引っかかった。これで一安心。終わって9時。いまお茶をいれて一息ついているところ。雨が時々激しく降る。風はそれ程では無いが吹いている。