DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

宝島3

宝島3
2007.6.4(月)
起きて外を見ると晴れているようだ。風は北では無く、東。かなり強い風だ。奄美十島村は波浪注意報。波3mの予報。
朝食は3枚に下ろしたアマダイをきのこ、ねぎなどとオリーブで炒める。なかなかの美味。ただ、チャント取ったつもりであったが大きくてかたいうろこが結構残っており今後の魚料理の改善点とわかる。
集落までトイレに行き、今9時半。

宝島では毎日、docomoの携帯電話経由でインターネットにアクセスしアップしている。船外からしか通じずめんどくさい。

3日午前中
午前中雨の天気予報に反し、雨は無い、薄日がさしている。風も穏やか。今日の夕方から北の風強く、波4m波浪注意報。安心の為、岸壁から100mのロープを取ることにする。先ず、岸壁がわの大タイヤに10mほどロープを結び海面までたらす。テンダーに100mのロープを積んで岸壁のロープ下まで運び垂れ下がったロープと100mロープを結ぶ。テンダーをヨットまで移動させながら順次ロープを海面にたらしていく。100mロープの端をヨットの船尾に結び、岸壁横付けを槍着けに直す。作業は午前中に完了。

昼食後、港から7~8分にある集落を散歩。気持ちが良い。小学校と中学校まで行ってみる。少し高台で道の両側に木々や草花が植えてありきれい。どんな辺鄙なところに行っても、小学校と中学校が立派でその地域の一番良いところにあることに驚く。いつも明治人の理想の高さに感銘を受ける。教育が重要だと良くわかっていたのだ。戦後、小学校、中学、高校は大学に進む為の予備校になりそこには理想や何が重要かが消滅してしまった。今もそれは続いている。

夕方になっても風は北には変わらず、それ程強くもならない。千代丸にもらった魚をさばき頭その他でスープを作る。3枚に下ろした身は冷蔵庫にいれる。

岸壁からロープを取ったので安心して早く寝る。