DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

那智に戻ってきました。

イメージ 1

イメージ 2

2007.10.24(水)
串本のとなりと言うか裏とういかごく近い那智フィッシャリーナに移動。10時15分についてもやいを固め終わって11時。今日は波1.5m後3mの予報だったので速めに移動を開始しする。
勝浦港の出口の乙島灯台をかわし、鰹島を右に見て大平石の手前を廻り那智湾を目指す間、波は既にかなり高かった。やはり波3mの予報の時は船は出さない方が良さそうだ。今日の夜から明日の午後まで風速10m以上の風が続き、波は3mなので串本に居続けることになる。私は那智が好きで何とか寄りたかったので急いで移動となった。

ついて、舫いを固めてひと段落し、先ずは5分ほどにある浜の宮王子、今の名称、熊野三所大神社に参拝。隣接して建つ補堕落陀洛山寺にも手を合わせる。昔、海の向こうに補堕落陀浄土があると信じれられていた。生きたまま僧が船に乗せられ補堕落陀浄土に向かい海に流されて行った。その出立の寺が補堕落陀洛山寺である。

昨年はこのフィッシャリーナを基地に熊野古道の面影を最も残しているという大門坂。熊野那智大社那智山青岸渡岸寺。那智大社の本来の神である那智の滝の真下にある飛瀧神社を訪れることが出来た。

去年那智フィッシャリーナでお世話になった森さんに戻りましたと電話する。森さんはヨットのベテランで昨年、今後の航路のことで教えてもらった。またセールは早めに小さく小さくして行くのが良いなど非常に実践的で有用なアドバイスをくれた。穏やかかつ親切な方であった。今後のコースは魚が多いのでと私のためにわざわざヒコーキを2セット作ってくれた。森さんは釣りの名人でモーターボートで大きなシイラを毎日釣り上げていた。
電話のあと、車で船まで来てくれしばしヨット談義ですごす。
当地の銘菓香梅堂の鈴焼を土産に持ってきてくれ恐縮してしまう。あとでなんで屋久島の珍しい焼酎を渡さなかったのかと悔やまれた。

三輪崎ヨットクラブの前田さんにも、2~3後伺いますので叉よろしくと電話する。昨年使わせてもらったポンツーンをもう一度使えると確認できた。

写真:
・昨年と同じ位置にもやうECHO POINT
・フィッシャリーナから見る美しい那智の景色