DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

美しい伊豆半島妻良港に帰ってきました。

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2007.11.15(木)
御前崎港は1泊のみで、伊豆半島の妻良港を目指す。妻良港は私の最も愛する港の一つである。穏やかで美しく天然の良港である。

今日の天気予報では西の風6m~9m、伊豆南ではやや強い。波1.5後2mであった。
妻良は御前崎から93度、真西にあたる。全くの真追手であった。「やや強い」というのが不確定なので2ポンにして出る。追手なので風、波が大きくても大丈夫だろうとふんだ。

風はそれ程ではなかっかが、2ポンにしたメインセールが、ビリー!という音と共に派手にやぶける。急いで船を風に立て、帆を降ろす。メインの上の方は2回ほどセール生地のつなぎ目がほつれ一部やぶけたたのを修理して使っている。今回の破れはかなり大きい。直せるかなー。

波はかなりのものであった。妻良が近づくにつれ気になりだしたのがこの大波が対岸の伊豆半島に押し寄せると西に開いている妻良港の入口は大波で入れないないのでは無いかと心配になる。
やはり港入口が近くなっても静かにならず波が押し寄せている。波に乗って入口左防波堤にながされ無い様に右手の赤灯台ぎりぎりをかすめるように入るコースを取る。慎重に慎重に船を進め、狭い入口を通過。

静かなことで定評のある妻良港だが西風の場合かなり吹き付ける。

妻良港の様子が昨年の5月とは変わっている。
入口右(西)手に新しい港が出来ている。
いままで何度も入った港の方が当然静かなので先ず一回りしてみる。
船でいっぱいだ。5月には外来艇ヨットが何艘も槍着けしていた場所は漁船が横着けしている。1艇分あいていたのでアンカーを打って近づくが風で船が流されてしまい、狭い1艇分のところに着けられない。
そこで新しく何も留まっていない新しく出来た広い港の岸壁に着けようとしたが直ぐ船首が風で流されてしまい着けられない。また戻って最初の場所にトライしたがダメであった。次ぎに反対側の端があいていたのでつけようとするが西風が強く船首が流されてしまう。
結局また元の新しい港に戻り遠いが風に立つ位置にアンカーを再度打ちなおしようやっと1時に係留完了。

前もやいだけ取って、先ず昼食。その後、後片付け。いまひと段落しているところ。今、3時半。猛烈
な西風が1時間ほど前から吹き初めている。今の時間には入港できなかったのではないか。

セイルを新調するといくらぐらいかかるかFOODの戸谷さんに聞いたことがあるが、すごく高かったと記憶している。リカットしてブルーウォーター33に使える良いセイルは無いかなー。

今、10m以上のブローが何度も吹き付ける。これで強風波浪注意報が出ないのはおかしいんじゃなかと今、再度天気予報を見たら、午後2時48分に強風波浪注意報がは発令される。波3mの予報。早く着いて良かった。

写真:
・新港から見る妻良