DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

関門海峡を越え、室津フィッシャリーナにやって来ました。

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2009.6.2(火)
古代の船から最新巨大船まで最大の難関の一つ関門海峡を越え、室津フィシャリーナに到着。
ここは山口県です。北西端にあたります。
こんなに美しい所とは知りませんでした。帆走しながら遠く美しい展望を眺める。いつまでも居たくなる所だ。今船をポンツーンに係留し舫いを固めたところ。1時15分。

航路情報:
田野浦→室津25.5マイル
関門海峡を通過し瀬戸内海から響灘へ抜ける。2度目の関門海峡通過だ。前回は右側通行で航路通りだったが、今回は左側通行で反対に進む。前回も航路を外れて進んだが今回はそれ以上に気を付けて左側に寄るようにする。海上保安庁に航路違反で引返す様に言われないためだ。
関門海峡の転流時は7時51分。以後東流逆潮。転流時に関門海峡の最急流と思われる大瀬戸通過設定。その地点まで約5マイル、1時間と見てアンカーを揚げ、6時51分、田野浦出港。
転流までの1時間は連れ潮だがどの程度の連れ潮になるのか、あまり強くても困る。ところが連れ潮のところもあったが潮が廻るのか連れ潮と感じるほどは無く、むしろ0.5~1ノットの逆潮の所が少なくなかった。関門橋のところでオートパイロットに変え、和布刈(めかり)神社に参拝。
湾曲している門司港に沿って航路を大きく外れるようにする。港湾案内にある西海岸埠頭を過ぎ、白木埼で狭い本船航路に接近する。かなり近く本船が来るので左ぎりぎりに寄せる。潮が波立っている。非常にきつく船が取られる。潮に翻弄される。この白木埼から岸ぎりぎり200Mぐらいが関門海峡で潮の影響を一番強く受けた。
港湾案内のブイの番号が違っている。山底の鼻の対岸寄りはNO24でV字の最下端はNO22であった。
関門海峡を抜けたのが9時。
この間、ECHO POINTのように逆行して関門を抜ける船には一艇も出会わなかった。
また前回多かった左(西)側の港、水路から出てくる巨大船も2艇程度と少なかった。
以後ほぼ真北に針路を取り観音埼沖を目指す。
この針路でも真西から東に進んで航路に入る巨大船があり2艇に道を譲った。
北西からこちらに近づき航路に入る本船にも2艇出合った。

アビームの風でフルメイン、ゼノア全開でヒールも殆ど無し、波も弱く、6ノットで快走。
まー50回に1回の良き帆走であった。観音崎に近づくと室津周辺が実に風向明媚で美しいところと知る。観音崎に沖に到着するころ、次第に風が弱まるがそのまま帆走。2~3ノットになったがズット帆走を続ける。晴天。緑の半島と島。気持ち良い。帆走しながら昼食。室津の湾の半分を超し、広い砂浜と緑、室津は素晴らしい所と知る。魚網のある湾内に入るところでセイルダウン。
クラブのWEBを参考に湾右手の大きな魚網と湾奥の魚網を避け、大きく左(東)に進み、その後西南西に取り、防波堤左端に向かう。
右(西)から伸びる防波堤の左(東)端に大きな灯台は無く、赤い柱が見える。
防波堤の裏側にマストが覗いて見える。
防波堤を越えればハーバー全体が良く見渡せる。一番外側の空いている長いポンツーンに係留。

写真:
室津フィッシャリーナに舫うECHO POINT
・泊地防波堤から海を見る
・海から和布刈神社(めかりじんじゃ)。関門海峡に鎮座。
室津フィッシャリーナ前に蛭子社
関門海峡を抜け、室津に向かうと会う巨大船