DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

九十九湾で朝を迎える

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

2009.7.22(水)
朝は寒く感じる。
インターネットでこの辺の情報を見る。
九十九湾は日本百景の一つなんですね。日本百景もいろいろな人が色んな時代に決めているので何時のものかは不明ですが。まー、きれいなわけだ。
駅が近いはずだと思った。
ところが、輪島と同じで2005年に駅が無くなってしまっていたのだ。
インターネット上の各氏の航海記はその前なので利用しているがもうバスに乗るしかない。

次第に晴れて来て、久しぶりに日がのぞく。何時以来だろう。
朝食後、未だ雨で濡れている草を踏んで周囲観察を兼ね散歩に出かける。
遊歩道を辿ると上のホテルのときんぷらに出る。風呂だけも入ることが出来る。
坂を下りきのう着けられなかった市之瀬入の遊覧船乗り場に行ってみる。
途中の高台に大きなホテル、ニュー百楽荘がある。
乗り場でトイレ拝借。
遊覧船の船長らしい人から小木港に行けば着けられるし陸電だって取れると言われた。この九十九湾に船を着けたくて来たんですよと答える。
土産物と切符の販売をしている女性に食品の仕入れ場所を聞くと、遠くへ行かなくても小木の町に行けばスーパーば二つあり、肉屋もあり充分足りる。歩いても20分ぐらいだとういので散歩を兼ね小木港まで行ってみる。確かに品物豊富で大きなスーパーが隣接してある。両店ともきれいに品物を並べている。肉、野菜を仕入れる。鮮魚点もあったのでのぞく。地元で取れた魚を買おうと思ったが結構な値段でやめとく。
小木港は非常に広い。船は殆どいない。ガラガラだ。
一番驚いたのは岸壁が低いこととその低い岸壁に沿って家が並んでいることだ。
小木では台風の時も大きな波が来ないということだ。こんなに太平洋側と違うものかね。
能登半島東側の特徴かもしれない。
バスで今帰って来たところ。11時。

早めに食事の準備を終え、直ぐ上のホテルのときんぷらへお風呂に入りに行く。これが予想に反しなかなか良かった。清潔だし、冷房がんがんでは無く、外の空気を取り入れている。
係留場所から3分ほどにホテルのテニス場がありそちらから行くと道も舗装され5分ぐらいでいける。
船に戻りデッキで食事。今、後片付けも終わって7時過ぎ。
先ほどまでやかましいくらいカナカナが鳴いていた。東京ではカナカナは夏の終わりに鳴く。能登では油蝉は鳴かないのか。
そういえば今日の朝も盛んにホーホケキョと鶯が鳴いていた。
東京では春に鳴くよな。
でも海で朝、鶯が盛んに鳴いているのを聞くのは気持ちが良い。なかなか良い気分だ。

写真:
・蓬莱島越しに湾口を見る
・釜中入奥の船だまり
・遊覧船乗場近くの家並み。かって豊かだったことを思わせる
・散歩に行った小木港の極めて低い岸壁と直ぐ側に立つ家々。台風時に波が来ない証拠