台風8号くずれの低気圧が通過中。
夜中から猛烈な雨。
朝5時の予報を見ると大雨、洪水、雷、濃霧注意報が出ている。
時々強い風も吹くが強風波浪注意報が出ていないので一安心。
現在の係留地はスターンはアンカーを打ってあるので安心だが、バウは公園のアルミの柵につないでいる。夜中、強風が吹くと気になっていた。
今、朝食準備中5時半。
午後、雨の止み間に、深浦の観光に出かける。
深浦町歴史民族資料館・美術館へと向かう。10分ほどで着く。
深浦は古代から住み易かったようで縄文時代の遺跡がある。
菅江真澄が福浦を訪れたことに因み、菅江真澄コーナーがあった。
模写であるが江戸時代の福浦の地図がある。今と殆ど変わり無い。
今回、たまたま特別展をやっており菅江真澄も２晩とまった豪農大屋家所蔵展をみることが出来た。
福浦とは直接関係が無いが勝海舟の書があった。
美術館が併設されているがこれは郷土の作家展。
次に港に近い、ふかうら文学館へ。
昔の廻船問屋が旅館業を始め、佐藤春夫はじめ多くの文人が泊まったらしい。
その旅館を文学館とした。
太宰も訪れており、太宰に関する展示が主となっている。
太宰の愛好者はすこぶる多いが私はあまり好かない。
太宰崇拝者の田中英光が書いたオリンポスの果実は好きな作品だ。
大町桂月の部屋もある。大町桂月を知っている人が何人いるか。
船に戻り、魚その他食材を仕入れに行こうとしたら雨が降り出す。
今日はあるもので食事を作る。
写真：
・江戸時代の深浦の絵地図
・勝海舟の書
