DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

朝から働いてしまった。

イメージ 1

2010.3.20(土)
朝から働いてしまった。
今日が西の強風になるのは解っていた。
ハーバーの郡山さんが明日は西が吹くので船を沖に移動する時は連絡をくれればサポートしますからと言ってくれていた。夕方5時の予報では風が出るのは早くても9時過ぎのようなので明朝早めに移動すれば良いと思っていた。
ところが夜中から時々ブローが吹き、船内にも風が入ってくる。
コリャー不味いなー、風の吹き出しが早まったのかなーと気になる。
私は先ずはごはんを食べ、トイレにもゆっくり行ってからでないと行動しない。
今日は5時半に起きる。
ハッチから顔を出すと南西のブローが時々吹く。
未だ移動できそうだ。
お茶も飲まず、顔を洗って直ぐ出港。
スターン1本のみ行って来いにとり、右舷の2本、ポンツーンのスプリングを2本、バウポンツーン側と5本の舫いを外し出港。
沖のバースは西寄り風の場合はバースの舫いを取れないと流されて防波堤にぶつかるか船底にロープ類がからんで潜って外すはめになる。
慎重にやや上手から船を近づける。
エンジンを切る。船は南西の風で岸壁に向かって流されていく。
バースのもやいを取れるところまで接近。
舫いと舫いを結んでいるロープをボートフックで拾う。
船は風で行き足が出ていて、端がワッカになった舫いロープをクリートに結ぶ引っ掛ける時間は無い。腕で引張て船を引き留めることはとても出来ない。
ここで事前に用意した追手強風対策ロープが活躍する。
艇に結んだロープの端に大きなフックが付けてある。
舫いロープのワッカをクリートに結ぶ時間は無いがフックをカチとロープに引っ掛ける瞬間の時間を取ることは出来る。
今回もgood!無事、フックを引っ掛けることが出来た。後は手を離すだけで自動的に船は風上側に固定される。

後は、船のテンダーを下ろし、ポンツーンまで手漕ぎで行く。
風が強くなると手漕ぎテンダーで移動は出来るが体も荷物も海水でビショヌレになる。
早めに大きなエンジン付きのボートを手に入れる必要があるのだ。
今日は晴れのようだ。手でボートを漕ぐというのは実は快適だ。
ポンツーンのエンジン付き小型ボートで船まで戻り、6時45分。
なんだかんだで1時間ほどかかったことになる。

7時半。風は強まり、熱海特有の台風並みの西風が吹き降ろし始める。今だとポンツーンから沖のバースに移動するのは無理だ。
海は素早い判断を必用とすることが多い。
天気予報がこのように変わることはままある。西風の場合は熱海特有の注意が必要のようだ。

写真:
・追手強風時に便利なビッグフック付きロープ。
ミソはロープに迷わず引っ掛けられ様、フックが大きいことです。
日本には無く、WESTMARINEで取り寄せました。
また、船の風上側に引っ掛ける必用があります。
私は風が振れることも考慮して左右に設置してバース舫いに近づきます。