DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

趣味のオイル交換

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2010.10.3(日)
オイル交換実施。
私は趣味のオイル交換と自分んで呼んでいるぐらい、オイル交換を煩雑に実施する。
経由80L使用程度で交換する。

大昔、初めて自分で持った船が木造の熊沢25でエンジンはダイヤ3.5馬力が付いていた。
エンジンに何か支障がでると下町の三菱重工(多分子会社)まで、出かけて職人に相談に乗ってもらっていた。
それら職人は実に三菱のエンジンに誇りを持っていた。
ヤンマーは耕運機を改良したものだ。三菱のマリーンエンジンとは丸で違うものなのだ、と説明してくれる。そこの年を行った職人が、エンジンは一番良いオイルを使うことが何より重要だ、常に新しい良いオイルを使うことがエンジンを快適に保つと語ってくれた。
この言葉に私は深く納得し、以後エンジンオイルは良いもの、新鮮なものを使う様に心がけるようになった。

私の古い3.5馬力につき、まわりで、素人でも玄人でも、もう取替えた方が良いと言うひとが多かった。
そのことでこの年輩の職人に聞いてみた。とんでもない、これより遥かに古いエンジンで隅田川を現在行き来している船がいくらでもいる、との回答であった。

清潔好きの方へのオイル交換アドバイス
私はポンプ式の交換機を使っている。
オイル交換をすると中が黒く汚れ気になる。
この解決方法を説明します。

丸いボディー部:
エンジンから吸い出した黒いオイルを容器に移したあと、
軽油を入れる。ハート型の蓋をする。丸筒を水平に持ち、ゆっくり回転する。軽油を捨てる。
これを3回ぐらい繰り替えすと、写真の様に白く新品の様にきれいになります。

細い吸出し管:
百円ショップなどでスポイトを購入する。
写真の青いチューブの様なのがそれです。
スポイトで軽油を吸い込んで、Uの字型に曲げた管の片方から入れます。
管の端を左右の手で持ち、左を下に軽油を溜め、次に右を下にします。軽油を捨てる。
これを3~4回やると奇麗になります。

廃油を入れるペットボトル:
細い口なのでどうしても外にこぼれます。
このこぼれた廃油の削除が結構手間です。
そこで、事前にペットボトルのラベルを外しておく(溢れた廃油はラベル下に入ってしまう)
ペットボトルのキャップ下、ボトル側に残ってしまっているリング状のキャップ残を取り除いておく(リングのしたにも廃油が入りこむ)
これで若しこぼれても簡単にふき取れます。

清潔好きな方に使い捨て手袋推薦:
油作業、シンナー、塗料作業、コーキング使用の時には使い捨ての手袋を使い、直ぐ交換することで手を清潔に保てます。
私はエステーの使いきり手袋No981を使用。業務用なので使いやすく安い、100枚で千円。