DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

台風対策

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2010.10.29(金)

台風対策

写真1
増し舫いを取り、前舫いを2重にする。
要点はロープのすれ止めをしているか。
すれ止めがずれない対処をしているかの2点です。

常備舫いは20mmの三つ打ちナイロンロープ。
増し舫いは16mmの三つ打ちナイロンロープ。
私はハワード氏の意見を守り、舫いにはナイロン三つ打ちロープを使っている。
メーカーは価格が高いが東京製綱繊維製を使っている。指定代理店の山文から購入。
宮崎のサンマリーナで頓馬の石川さんから宝島での台風対策には100mのロープが要ると聞いて、急遽サンマリーナに16mmロープを一巻き200mを送ってもらった。
100mを1本、50mを2本作った。今回、岸壁から取った増し舫いはこの50m2本だ。

写真2
後ろの舫いも2重に取る
ここでも、ロープのすれ止めをしているか。
すれ止めがずれない対処をしているかに注意。

写真3
ジブファーラーが開かない様にしばる。ほんとはファーラーを外した方が良い。

写真4
メインセイルをしばって、トッピングを緩め、ブームを下ろして固定する。

写真5
私は防波堤から前舫いを取っている。
先ず岸壁すれ止めの為、長いエインビホースを通す。
次に短い塩ビホースを通し、そこにボーリンノットでアイを作る。
ボーリンノットのコブの部分がすれない様に布で巻く

写真6
ロープが岸壁にこすれない為に通したエンビホースの端はマジックテープで止める
強風の際、保護の為のホースや布が朝起きてみるとずれていることがシバシバです。
色々やってみて、マジックテープ止めが一番確かです。
これをやっている人は見たことが無いのでお勧めです。

写真7
常時使っている岸壁側のアイ。頑丈なステン鋳物のシンブルに三つ打ちナイロン20mmにアイスプライスして廻りをテープで保護してます。

写真8
エンビホースで保護した状態。全国をクルージングした際もこのやり方で岸壁からとりました。
チェーンを使う人も多いですがジャラジャラして私は好みません。
好みの問題。

写真9
ロープの保護。左から
1)エンビホース
2)布のつつ(westmarine)。ホースを通して固定できる場合に使う。
3)マジックでロープを包む(westmarine)。アンカーロープの様にロープの端から筒状のものを通せず、後から保護する場合はこれを使う。
  3)4)とも固定の為の紐がついていますが、大抵ずれて移動してしまいます。写真6の様にマジックテープでの固定が一番確かです。
4)ステンレス鋳物の頑丈なシンブル