DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

FRP修正の表面処理アイデア

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2010.11.10(水)
ハル塗り替えを計画していたが、船内泊が出来ないので、赤が剥げたところだけ修正塗装とする。
昨日の風が弱まっているので、何十箇所のパテ詰めを始める。
未だブローが吹き、脚立に私た板の上の作業では風で飛ばされそうになる。
安全ベストとハーネスを付け、作業する。

風は一旦は弱まる。ところが、午後になると又風が強まり出し、作業が殆ど出来無いほどになる。
連絡船も最終便は停止する。
強風の中、出きるだけ作業を続け、パテ付けとペーパーによる水砥ぎは終了する。

写真:FRP修正方法
皆さん、FRP補修をした時の表面処理に良いアイデアがあります。
FRPの補修をした場合、固まったあとで表面のデコボコを平らにするのはFRPが硬いので結構手間取ります。
良い方法を見つけたのでご紹介します。
先ずエポキシを2種のチューブから出し、混合し、ガラス繊維を混ぜます。
修正箇所に詰めます。
そこで止めずに、クリアーファイル(ホームセンターや文房具屋で10枚100円で売っているやつです)を修正箇所に合わせて切り取ります。
クリアーファイルを未だ柔らかいFRPの上に重ね、指先でぴったり抑え端をテープで止めます。
固まった後、この薄い下敷きの様なクリアーファイルを剥がす。
なんと表面は美しく、つるつるの平滑面となっています。

写真は岸壁に当たって大きく欠けてしまった船首を上記の方法で修理した状態です。
Rも綺麗に出るし、表面もつるつるに出来上がりますよ。

(14日にアップ)