DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

熱海、大寒の朝

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2011.1.20(木)
今日は大寒
天気予報では盛んに寒くなると言っていたので覚悟していたが、予想よりは寒く無い。船内温度4度。

寒いが気持ちが良いので今日もデッキへ出て朝食。

以前の防食亜鉛交換時に燃料パイプを取外し取り付けを行った際、1個古い銅パッキンを使った為、少し燃料が漏れる。注文してあった銅パッキンが来たので「FOフィードポンプ」から「FOストレーナー」までの銅パッキンを交換する。
3種類の銅パッキンが必要です。
「FOフィードポンプ」側に104884-59170、燃料パイプ側に2414-080000それぞれ1個。
「FOストレーナー」側は23414-120000、2箇所、それぞれ2個、計4個。
銅パッキンはエンジンの下など、手の届かない所に良く落とすので予備を準備する必要あり。

参考:
防食亜鉛交換
http://blogs.yahoo.co.jp/sa3307/59921192.html
空気抜き便利アイデア
http://blogs.yahoo.co.jp/sa3307/59921201.html

3時過ぎに予報どおり風が出てきて船内にいると寒いので、陽射しがまぶしい陸へ移動し、熱海散歩。
熱海は坂が多いというより、海から何処へ行くにも阪がある。
私はこの阪が大好きで、阪をのぼるのも下るのも楽しい。
阪があってイヤだと言う人も多いが私は阪を登りながら快的に感じる。
今日は熱海でも最も情緒があり美しく、歴史に富んだ水口町を目指して坂を辿る。
水口町は晩年の坪内逍遥が住んだ所で、双柿舎と名づけられた屋敷が残っており、見学が出来る。
また、逍遥の墓のある海蔵寺も趣ある禅寺だ。
海蔵寺の前の阪をのぼり、双柿舎に沿って散策。
また阪を登り、遥か上の道に出て来宮の駅に辿り着く。
来宮は伊藤線、熱海の次ぎの駅となる。
登りきった後は遥かに見える海や初島を眺めながら急坂を下る。
海岸の手前にある大型スーパーで食材を仕入れる。
帰り道にあるかっての熱海最大かつ最上級の老舗日本旅館、起雲閣の少し手前にある店の前に、
地元で取れたみかんを200円と超安値で売っているのを購入。
起雲閣に沿って海岸を目指し、ハーバーに戻る。
テンダーに乗り、沖のヨットまで移動。
西の山の端に日は沈んでしまったが、未だ空は明るい。
直ぐに船内に入ってしまう気にはなれず、冷たく静かな晴天の冬の夕方の美しさをしばらく眺める。
冬至から一月も経たないのに、5時過ぎでも随分明るくなった。

写真:
・2011.1.20、大寒の熱海の日の出
・必要な銅パッキンと必要品が示されたヤンマーのマニュアル。
 このマニュアルがヨットマンには必需品。是非手に入れて下さい。
・夕方5時13分でこんなに明るい熱海の大寒日の西の空。