DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

厚板のダボ継ぎに挑戦

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2011.6.8(水)
熱海からの帰りに重い28mm厚の檜板3枚を手持ちで家に持ち帰る。
この厚板3枚をダボで継いでみたかったのだ。
ダボでビス頭を隠したことは何度もあるが、板を接いだことは無い。

ダボ継ぎするにはダボ穴を正確な位置にしかも直角に空ける必要がある。
家にあるボール盤での作業が不可欠だ。そこで重い板を家まで持参となった。
位置出しは定規と鉛筆で行うが、正確を要する。
次にダボを2本にするか3本にするか迷う。
3本にするとより正確さが要求される。
ダボが少しでもズレているとぴったり板が合わ無くなる。
接着剤だけで継いだ方が帰ってしっかり結合できることになる。
合わなくなったダボを切り落とす手も増える。
とか迷ったが3本のダボで継ぐことにチャレンジ。
0.1mm位置がずれているともう合わなくなるのでは無いかと危惧する。

慎重に位置だし、ボール盤に取り付けたダボ錐の慎重かつ神経を集中した位置設定。
穴空け後、接着面と穴、ダボにエポキシ樹脂を塗る。
ダボを3箇所打ち込む。
次にメス側の3個の穴をダボにかぶせ、当て板をして金槌でかぶせた板を上から叩く。
入ったー。ぴったり入りました。
もう一枚も同様の作業でスムーズに継ぐことが出来た。
板厚そのものがそう正確でないので3枚が全く平滑という訳には行かない。
これはサンダーで問題無く処理できる。
マー、初めてのダボ継ぎとしては上出来であった。

写真:
ボール盤のダボ錐を指定した位置に正確に合わせる
・穴にダボを叩き込んだところ。手前の穴が上にかぶさる
・3枚を継いだところ。板厚が正確でないのでエポキシを塗ったあとサンダーで調整
・手持ちのダボ錐が深さ10mm固定なので長さ30mmのダボを20mmに切る。