DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

噴射パイプからの空気抜き

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

2011.7.31(日)
やったことのあるヨットマン少ないと思われる、
噴射パイプからの空気抜き。
私も始めての経験である。
噴射ポンプ、0リング交換をした際に不可欠な噴射パイプの空気抜きについても
ブルーシーガル上田さんとハーバーの郡山さんにご教示をいただく。

気を付ける必要があるのは、燃料パイプからの空気抜きも必要なことだ。
私は射ポンプは燃料パイプより先にあるのでいつもやる燃料パイプ空気抜きは不用だと思っていた。
それと燃料パイプからの空気抜きはかなりの燃料を外に出すが、噴射パイプからの燃料噴出は実に少ない。これが以外であった。
もう一つ、噴射パイプの空気抜きをしないでも一応エンジンは廻った。
最初、噴射パイプが動かせなかったので空気抜きをしないでエンジンを掛けてみたのだ。
ゴツン、ゴッツンいつまでも言うので、チャント空気抜きをしないといけないが、
エンジンが掛かることはかかるのだ。

セルモーターを回すのと燃料噴射見るのを一人では出来ないのでハーバーの勝間田君にスターターを
担当してもらう。途中で他の作業でいなくなってしまった。
そこでBW33だから出来る工夫をして空気抜きを完了できた。
BW33だとすぐその下にある部屋の様な船内に入り立ってスターターを掛ける。
しゃがんで、噴射状況を見るといったことが出来るのだ。

1)先ずいつもやっている燃料パイプ空気抜きを行う。
   今回取外した噴射ポンプは燃料パイプより先にあるのでいつもやる燃料パイプ空気抜きは
   不用に思うがそうでない。
   先ず、いつもの燃料パイプ空気抜きを行う。
   やってみると泡がいっぱい出てきた。
2)噴射パイプを取外す前に、噴射パイプ固定金具を取外す。
  私の場合は2箇所、固定金具があり、両方共外さないと噴射パイプが動かせなかった。
3)噴射パイプの1本を外す。1本づつ空気抜きを行う。
4)手前に来ているデコンプを全て反対側に倒す。これで回転の付加がなくなる
5)セルモーターを起動する
6)しばらくは何も出ない。
7)やがて霧の様な燃料噴射があり、空気が抜ける。燃料の出は少なく、受けのウエスもいらない程だ。
8)空気抜きしたパイプを元の様に取り付ける
9)順次、残りの燃料パイプも取外し空気を抜く
10)気筒分、空気抜きが終わったら、エンジンをスタートし、正常に空気が抜けているかテストする。

次のステップ噴射ポンプの空気抜き飛ばして、 いつもの燃料パイプからの空気抜きのあと直ぐエンジンを掛けてみるとどうなるか。
エンジンが掛るのだ。
ただ、ガッタンガタンと猛烈な揺れが周期的に繰り返されたのでやはり噴射パイプを外すことにした。

写真:上から
・良くやる燃料パイプでの空気抜き。先ずこれから。
 http://blogs.yahoo.co.jp/sa3307/59921201.html
 詳細は上記参照。
・噴射パイプはこの右からの管です。3気筒だと3本
・一番奥を外したところ
・燃料パイプ固定箇所を2箇所外さないと燃料パイプは抜けません。