DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

スパ・マリーナ熱海のヨットレース

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2011.10.30(日)
雲間に青空も見える。
5時の天気予報では雨の確率午前10%、午後30%。
どうやら雨にはならなそうだ。5時40分。ご飯を炊いているところ。

今日は、第三回のスパマリーナ熱海ヨットレース。
私はレースはやらない。
ヨット同士でもどんな人がやっているのか以外に知らないものだ。
ここの係留艇のみなのレースで懇親会のつもりで参加してみる。

レースのことは何も知らないので、ダンゴ状態で警告を受けたりしたくないので、
全艇がスタート線上を過ぎてからメインのみでゆっくりスタート。
風は陸にいたときより強い。リーフして出港した船も何艇かあったらしい。
私はフルメイン、ジェノアで快走。
途中で風が強い時に、風上に切りあがり過ぎるのでメインの風を少し逃がす。
クルージングの時にはもっと早くメインを逃がし艇を立てて進めるがが、
今日はなにせレースなのだ。かなりヒール。6ノット後半から7ノット。速い。
追いつき2、3艇は抜けるかと思ったが、抜いたのは1艇のみ。
参加11艇中10位。

着順も修正でも1位はA40のSON OF BUCCHUS。フランス製の完全レース艇、レースクルーの船。
2位は光、有名な艇。奇麗なヒンクリー12。艇も良いが乗り手もうまいのだろう。
3位は修正で清水さんのTAIHEI 、デヘラー29アブズリの広瀬さんが同乗している。
着順3位はメルビック、ハンターレジェンド40.5。
この艇はモーターボートや大型ヨットの多い第二桟橋の船なので、
オーナーも含めあまりお付き合いが無い。
5位にはナガマーレを押さえて、河合さんのカービー、ベネトーオセニアス36。
6位、日沼さんのナガマーレ、ディルフィア37。
前を行く艇の先頭の方を1艇だけ一環して、ものすごくヒールして走っている船がいた。
これがナガマーレだったと懇親会で解る。
距離約9マイル。一位、1時間15分15秒。10位ECHO POINT I時間39分25秒。差は約24分。

2時から、懇親会を兼ねた表彰式。
私はもっぱら生ビール。3時には終了。
一旦艇にもどり、片付けているとTAIHEIの清水さんから、
失礼だけど、どうぞ食べて下さいと、声がかかる。
奥さんが作ってくれたらしい2段の桐のお重入りの料理、タッパー3つに入ったおかずを
持ってきてくれる。
昨夜はみんなで飲みに行ったらしいのと表彰式宴会が早まってしまったので、
多人数用に作って料理が余ってしまったのだろう。
ありがたくいただく。

小雨が少し降っていたが、お茶が切れてしまったので、
熱海の駅の直ぐそばにあるMOA売店に買いに行く。
夕食は腹いっぱい料理をいただく。どれも手作りで美味しい。

レースへと出港する際、エンジン回転を上げても艇のコントロールが出来ない。
ペラにそうとう貝が付いた様だ。
対処が急がれる。

写真:
・コース。赤い太い線がECHO POINTの軌跡。シングルでティラーから手を離せないので、ハンディGPSを途中で入れる。
・横軸、距離。縦軸速さ。瞬間的に12ノット。殆どは6.5ノットから7ノット。
便利でしょう。カシミールを使うとこんなことが出来ます。