DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

水に沈む木がある

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2011.12.5(月)
今日も雲ひとつ無い晴天。
起きてすぐ、船をポンツーンに移動。
それから顔を洗い、食事の用意をする。
沖のバースからポンツーンに移動する時、エンジンでの操船が重たく感じられた。
もうペラに貝がついたのかと調べることにする。

食事を終って食器を洗っている時に箸がころがって、ポンツーンの木製デッキの間から海に落ちてしまう。
首を乗り出してポンツーン下の水面をのぞいてみるが無い。
左右、何か所かのぞくが見えない。
ふと、沈んでしまったのかなと残った1本を海に浮かべてみると沈んでいくではないか。
木は水に浮くものと定理の様に思っていたが、沈む木もあるのだ。
この箸は確か黒檀製だ。銀座松屋の昔からある広いデザインコーナーで買ったものだ。気にいっている。箸のデザインとは何故か模様入りだ。模様が無いものはむやみとごつかったりする。この箸はシンプルな黒でいて過不足無い形状をしている。
ヨットでは食器を洗って干している時、箸は風に飛ばされどこかに行ってしまうことがしばしばある。
これまで何度箸を飛ばしてしまい片方の箸の寄せ集めで使って来たことだろう。
また、銀座に出た時、買い足そう。

ペラにフジツボその他貝が付いているかを調べる為、1時半ごろウエットスーツを着て、鉛を巻き、マスクをかぶって潜る。
エンジンでの操船で船の動きが鈍く感じたが、ペラに貝類は全くついていなかった。
前回潜って点検したのは10月31日なので丁度1か月程経ったわけだ。
季節に寄るのだろうがひと月では殆ど貝は着かないと解る。
それに12月、冬に海にウエットスーツで潜るとどんな感じかも確認したかった。

海に潜り、塩を浴びているので、早め2時前に駅前温泉銭湯へ向かう。
帰りに食材仕入れ、艇に戻った時間も未だ明るい。
なにしろ今は直ぐ暗くなるので良い時間配分であった。

写真:
・水中のペラの写真。貝が付かづ、藻が少しついている
・沈んでしまって、一本だけ残った箸の片割れ。