DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

波浪警報を無事しのぐ

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2012.5.3(木)
走錨無し。無事、波浪警報をしのぐ事ができた。
23時半ごろ船の揺れが減少して来て、ピークを越えたと感じる。
その後は15分ごとに急に船がうねりで引っ張られるのが続く。
実は走錨を心配していたのだ。
水深が深いのでアンカーロープを長くとらなければならないのに、陸でモーターボートの人がもやいを取ってくれる様、待っていてくれるのが、気になり、アンカーの利きを確認できたのでエイヤでアンカーを決めてしまったのだ。いつもは、私は深く無い水深でもアンカーロープを60~70m取る。これであればフォートレスアンカーは実に信頼できる。
今までも安全であった。今回は17mという水深なのにいつもより短いので気になっていた。

ただ、走錨してもいざとなれば、俵フェンダー2個を使い、普通にヨットがやる横付けに直せば良いと思っていた。
ところが夜中に岸壁を見ると、波が岸壁を越え、水面と平らになっている。これは大変なことだ。この様に、岸壁がなくなるとフェンダーを利かせることが出来ないのだ。
一度、塩釜で同じ状況になったことがある。その時は波もうねりもなかったからたすかった。
今、走錨したら、嵐の様な状況の中、エンジンを掛け、一度岸壁を離れ、新たにアンカーを打ち直すか、横付けできる岸壁を探す必要が出る。と心配な時間が過ぎて行く。
結局、朝までアンカーがもってくれた。
良かった。
だいたい、いつもなら波浪警報が出そうな時には必ず増しアンカーを打つ私なのにチョットぼんやりしたいた。と反省しきりの朝である。
朝、5時の天気予報を見たあとで、5時30分。

今、11時半ごろSon of Bacchusが出港して行った。
未だ、波5mの波浪注意報発令中なのに。
確か、きょう油壷まで行かなけりゃと言っていた。
いまから油壷には明るい内に行けないので一旦、熱海に戻るのかな。

写真:
・係留場所の岸壁。海と平らです。
・Son of Bacchusが出た場所に午後、新し船が入って来ました。
 珍しいことに槍着けです。新島にいてあまりにも大変なので、
 移動してきたそうです。移動もまた大変な目にあったようだ。