Sentimental journey 4-3

2012.5.18（金）
式根島は私にとって特別な島である。
また、伊豆七島で私が最も愛する島でもある。

式根島には、遥か昔、50年ほど前、初めて訪れる。
島ブームなどと言われる時代よりズット前のことで、
大島から先へ行く人などいないころであった。

昭和41年、1966年8月3日夜に竹芝桟橋を発つ。
法学部のクラブ合宿があるとの名目で旅立つ同行者を
両親が、船が出発するまで見送りに来ていた。
親をだます。
19歳の一人娘にとって初めての体験であった。

式根島の式根館に8月4、5、6、7日と4泊。
今は旅館も民宿も多い式根島だが、当時は民宿など無かった様に思う。
旅館も2、3件しか無かった様に記憶する。
次に、神津島へ移動。

次の年、
昭和42年、1967年8月にも二人で式根島を訪れる。
11、12、13、14日と昨年と同じ式根館に3泊。
御蔵島に6、7日と2拍し、
三宅島坪田の旅館、椿荘に8、9、10日と3泊した後、式根に移動したのだ。