葉山でミラーディンギー修理
熱海から葉山に移動。
葉山と言えば私の青春と同義語だ。
私が長く付き合ったどの女性とも葉山が背景にある。
子供の頃は海と言えば江の島であった。
高校の時に葉山を知ることになる。
小学校で仲良かった友達が慶応高校に進み、その友達が葉山を教えてくれたのだ。
葉山と言ってももっぱら一色である。
森戸には遊びには出かけたが本居地はいつも一色であった。
そのころの一色では大きなタオルを砂の上に敷き、
折り畳み椅子に腰かけて海を眺める人達が主流であった。
浜に来る人は少なく、外人が多くいた。
と、今回は葉山の話では無く、葉山でのミラーディンギーの修理が主題だ。
ミラーディンギーって名前は聞いたことありますよね。
日本ミラークラス協会。http://www8.ocn.ne.jp/~mirror/
英国生まれの手作りが主体のディンギー。
世界で登録艇数は約70、000隻、日本においては約400隻が販売された。
今は殆ど見ませんが。
私は所帯を持っても葉山に繁々通い、二人の子供もゼロ才の時から
海に浸かっていました。
この我が家庭の行動に伴い、女房の妹のダンナも葉山に初めて来るようになり、
すっかりこの地が気にいって、セカンドハウスを買ってしまった。
私はすっかり忘れていたのですが、その庭に小屋があり、
「この小屋はディンギーを入れるのに最適ですよ」と言ったらしい。
義理の弟はそれを真に受け、ヨットなど全く知らないのに、
ミラーディンギーの組み立てセットを購入。
購入先に組み立ても依頼。出来上がってミラーを持ってきたら確かに、
誂えた様に小屋にぴったり収まってしまった。
それは15年以上の昔の話。その後、弟は定年が近づくころいろいろあり、
ヨットもほったらかしとなり、家を新築するに伴い、小屋もなくなり、
シートを被せるだけとなってしまった。
そこである日、久しぶりに船を出してみたろころ船底から水がどんどん入ってくることになった。
船を上向きにしてシートでカバーしただけなので、水が溜まり、船底に穴が空いてしまったのだ。
それで、船を処分しようとしたとき、たまたまうちの女房がいて、うちのダンナなら直せるかもしれないと言ったらしい。
私がある時、遊びに行って、カバーを外してみると穴が一つ空いているだけなので、
これなら簡単に直せると言ってしまった。
それは一年ぐらい前なのでもう修理にかからないとまずいと思い、
熱海に行き、船に積んである道具を持って、葉山に移動したというわけです。
ミラーディンギーはマリン合板 & ステッチアンドグル-というエポキシを主体とした工法で作成されます。
そこで、久しぶりに古いKAZI誌を引っ張り出しました。
昔、KAZIにはアマコンジャーナルという優れた連載ものがあり、特に丹羽さんと言う方の記事が素晴らしものでした。
私はこれを切り抜いてもっています。1993年の連載です。
これを細かく読み次に最近のエポキシとマリン合板の知識を得るため、
「シーカヤック自作バイブル」1890円を購入し勉強。
先ず仕入ないといけないのが積層用エポキシ樹脂。
エポキシ接着剤は小西のチューブのもので足りると判断。
積層用エポキシ樹脂は「シーカヤック自作バイブル」の著者から小分けで買えると書いてある。
しかし、写真をみると武内化成のマークだ。直に電話して購入。
積層用エポキシ樹脂:
エピクロン855(主剤)・ラッカマイド036s(硬化剤)。主剤2:硬化剤1の混合比。
1.5kgセット。
エポキシシンナー2L.
以上で7350円。
葉山について、艇のカバーを外し、ひっくり返して船底をチェックして驚き。
予想していた何倍もの破損状況であった。
今更、出来ないとは言えないので先ずはエポキシ接着剤を即座に追加発注。
とても小西のチューブ入りなんかでは間に合わない。
エポキシ接着剤:
バーサミド125、AER260。1:1で混合。
積層用エポキシとは濃度が違うだけだと思っていたら、
積層用はエピクロン855・ラッカマイド036s
接着剤はバーサミド125・AER260と成分がちがうのですね。
1kgセット、4310円。
今居る家は森戸神社前、魚佐から5分ほどにある。
夕食は魚佐で寿司盛合せ定食2000円。
価格はリーズナブル、味が良く、量も多い。ごはんが又おいしい。
昔は無かった様に思うが、今や森戸で有名というより、葉山の有名店になってしまった。
予約は取らないので、日曜祭日は1時間待ちも珍しく無い繁盛店だ。
繁盛店にありがちな店員の高慢さは全くない。良い店だ。
写真:
・「シーカヤック自作バイブル」と昔のアマコンジャーナル
・積層用エポキシ樹脂1.5kgセット。エポキシ接着剤1kgセット、エポキシシンナー2L
・ミラーディンギーの無残な船底。
葉山と言えば私の青春と同義語だ。
私が長く付き合ったどの女性とも葉山が背景にある。
子供の頃は海と言えば江の島であった。
高校の時に葉山を知ることになる。
小学校で仲良かった友達が慶応高校に進み、その友達が葉山を教えてくれたのだ。
葉山と言ってももっぱら一色である。
森戸には遊びには出かけたが本居地はいつも一色であった。
そのころの一色では大きなタオルを砂の上に敷き、
折り畳み椅子に腰かけて海を眺める人達が主流であった。
浜に来る人は少なく、外人が多くいた。
と、今回は葉山の話では無く、葉山でのミラーディンギーの修理が主題だ。
ミラーディンギーって名前は聞いたことありますよね。
日本ミラークラス協会。http://www8.ocn.ne.jp/~mirror/
英国生まれの手作りが主体のディンギー。
世界で登録艇数は約70、000隻、日本においては約400隻が販売された。
今は殆ど見ませんが。
私は所帯を持っても葉山に繁々通い、二人の子供もゼロ才の時から
海に浸かっていました。
この我が家庭の行動に伴い、女房の妹のダンナも葉山に初めて来るようになり、
すっかりこの地が気にいって、セカンドハウスを買ってしまった。
私はすっかり忘れていたのですが、その庭に小屋があり、
「この小屋はディンギーを入れるのに最適ですよ」と言ったらしい。
義理の弟はそれを真に受け、ヨットなど全く知らないのに、
ミラーディンギーの組み立てセットを購入。
購入先に組み立ても依頼。出来上がってミラーを持ってきたら確かに、
誂えた様に小屋にぴったり収まってしまった。
それは15年以上の昔の話。その後、弟は定年が近づくころいろいろあり、
ヨットもほったらかしとなり、家を新築するに伴い、小屋もなくなり、
シートを被せるだけとなってしまった。
そこである日、久しぶりに船を出してみたろころ船底から水がどんどん入ってくることになった。
船を上向きにしてシートでカバーしただけなので、水が溜まり、船底に穴が空いてしまったのだ。
それで、船を処分しようとしたとき、たまたまうちの女房がいて、うちのダンナなら直せるかもしれないと言ったらしい。
私がある時、遊びに行って、カバーを外してみると穴が一つ空いているだけなので、
これなら簡単に直せると言ってしまった。
それは一年ぐらい前なのでもう修理にかからないとまずいと思い、
熱海に行き、船に積んである道具を持って、葉山に移動したというわけです。
ミラーディンギーはマリン合板 & ステッチアンドグル-というエポキシを主体とした工法で作成されます。
そこで、久しぶりに古いKAZI誌を引っ張り出しました。
昔、KAZIにはアマコンジャーナルという優れた連載ものがあり、特に丹羽さんと言う方の記事が素晴らしものでした。
私はこれを切り抜いてもっています。1993年の連載です。
これを細かく読み次に最近のエポキシとマリン合板の知識を得るため、
「シーカヤック自作バイブル」1890円を購入し勉強。
先ず仕入ないといけないのが積層用エポキシ樹脂。
エポキシ接着剤は小西のチューブのもので足りると判断。
積層用エポキシ樹脂は「シーカヤック自作バイブル」の著者から小分けで買えると書いてある。
しかし、写真をみると武内化成のマークだ。直に電話して購入。
積層用エポキシ樹脂:
エピクロン855(主剤)・ラッカマイド036s(硬化剤)。主剤2:硬化剤1の混合比。
1.5kgセット。
エポキシシンナー2L.
以上で7350円。
葉山について、艇のカバーを外し、ひっくり返して船底をチェックして驚き。
予想していた何倍もの破損状況であった。
今更、出来ないとは言えないので先ずはエポキシ接着剤を即座に追加発注。
とても小西のチューブ入りなんかでは間に合わない。
エポキシ接着剤:
バーサミド125、AER260。1:1で混合。
積層用エポキシとは濃度が違うだけだと思っていたら、
積層用はエピクロン855・ラッカマイド036s
接着剤はバーサミド125・AER260と成分がちがうのですね。
1kgセット、4310円。
今居る家は森戸神社前、魚佐から5分ほどにある。
夕食は魚佐で寿司盛合せ定食2000円。
価格はリーズナブル、味が良く、量も多い。ごはんが又おいしい。
昔は無かった様に思うが、今や森戸で有名というより、葉山の有名店になってしまった。
予約は取らないので、日曜祭日は1時間待ちも珍しく無い繁盛店だ。
繁盛店にありがちな店員の高慢さは全くない。良い店だ。
写真:
・「シーカヤック自作バイブル」と昔のアマコンジャーナル
・積層用エポキシ樹脂1.5kgセット。エポキシ接着剤1kgセット、エポキシシンナー2L
・ミラーディンギーの無残な船底。