那智勝浦から難所潮の岬を越え、周参見のハズが南紀白浜不知へ
2013.9.12(木)
静穏な海況。
5時の天気予報を見ると午後から西の風。
なんだよー。おとといから今日は東の風の予報だったじゃない。
マー、怒らない。こういう事はショッチュウあるのだ。
昨日の17時の予報が次の朝5時には反対の風向に変わっているというのは結構あるんですよ。
今日は難所、潮の岬越えがある。
午後から向かえ風になる予報だと、10時ぐらいに向かい風に変わる可能性もある。
早め、勝浦港内でメインを6時には揚げ終わって、スタート。
順調に潮の岬まで進む。
実は私は潮の岬に特別の思いがある。
初めてのロングの時、有名な難所、潮の岬越えをする為、
串本港に入り、良い日和を待ち、出港した。
しかし、その時は艇が潮に流され少しも進まないのだ。
3GMのエンジンを普段は決してしない3000回転かに上げても、ジリ、ジリと下がって行くのだ。
このまま太平洋に流されてしまうのかと、今までの長いヨット経験で最も怖い思いをした。
その時は海上保安庁から黒潮警報がでていたのだ。
潮の岬に黒潮が以上接近していたのだ。
丘から見ると潮の岬は渓谷の急流の様に波立ち泡立って流れていた。
今回、海上保安庁の情報を見ると黒潮までの距離は25マイル。
ということはかなり遠い。
かなり、潮の影響は少ないのではないかと予想する。
大島に辿りついて、少し進むころから0.5ノットほどの逆潮。
串本港から来る場合、くぐる大きな橋の見えるところまで来ても0.5ノット程度と弱い逆潮。
さらに進んでも2ノット程度の逆潮。
遠くに本船が見える。つまり黒潮が遠いので本船も潮の岬に近づかず、
遠くを通っているのだろうと思う。
そこから先の行動が適切ではありませんでした。
潮の岬展望塔の前あたりでも2ノット程度の逆潮だった。
そこで、いつもはそのまま直進するのに、
はやく潮の岬を回ってしまおうと、潮の岬灯台の方に近づいていったのです。
とたんに、逆潮がきつつなり、速度が2ノット程度になったしまいました。
逆潮3~4ノットです。
時々速度2ノットを切ります。
燈台の近くまで行くと、渦を巻いています。
この近くは漁船がいっぱいいます。
本船も直ぐそばを通っています。
さっき本船が遠かったのはたまたまだったのです。
つまり、黒潮が遠ければ潮の岬の潮はなくなるのではないのです。
幾ら遠くても潮の岬は潮があるわけで、近ければより潮が強くなるというわけでした。
黒潮が遠くても、本船はやはり少しでも燃料効率が良い岸よりを進みます。
どおにか潮の岬を越えましたが、周参見を目指して進むコースで、
ズット1~2ノットの逆潮でした。
今日の予定では周参見が目的地です。
しかし、海況は穏やかでぎりぎりですがクローズホールド。
思いきって、南紀白浜綱不知を目指すことに決定。
実は今までは、絶対串本に入って良い日和を選んで潮の岬越えをすると決めていたのですが、
4年前、海況が良いので初めて那智勝浦から一気に周参見に初めて向かいました。
今回はさらに勝浦から白浜まで行ってみることにしたのです。
多分、6時までにはつけるだろうと踏みました。
周参見に近づくころより逆潮は無くなり、次第に連れ潮となって来ました。
ラッキー!
ただ、クローズホールドぎりぎりなので風に合わせ、
計画航路を外れ、陸側のコースを取っていたところ、
セイルの陰で見えなかったのですが、直ぐ目の前に岩が見え、
あわてて、オートパイロットを外し、手でティラーを回し、左に転舵しました。
あぶない、あぶない。
今後、計画コースは決して外しません。
田辺港に近づくに連れ、連れ潮が強くなり艇速は7ノットをズット越えています。
次第に夕方の景色になってきましたが、5時に綱不知桟橋に横付けを完了しました。
急いで整理をし、先ずは温泉だと隣の綱の湯を見ると、定休日。
くらくなっている道を歩いて白浜まで行き、好きな銭湯へ来てみるとここも定休日。
白浜では木曜が温泉銭湯の休みなのかなー。
白浜の近くにある大型スーパーで食材を仕入れ艇に戻る。
白浜についたら外食するつもりだったが、
風呂にはいれなかったのでそれも止め、
艇に戻り一杯やって寝る。
写真:
・串本港から潮の岬越えをする場合くぐってくる橋。思い出多い。
・潮の岬展望塔
・漁船がいっぱい。潮の強い所は魚が多いのかな。
・潮の岬灯台。潮が強い時は幾ら進んでもこの燈台の前のままです。
・燈台前の渦潮
・南紀白浜綱不知でゆっくりくつろぐECHO POINT
静穏な海況。
5時の天気予報を見ると午後から西の風。
なんだよー。おとといから今日は東の風の予報だったじゃない。
マー、怒らない。こういう事はショッチュウあるのだ。
昨日の17時の予報が次の朝5時には反対の風向に変わっているというのは結構あるんですよ。
今日は難所、潮の岬越えがある。
午後から向かえ風になる予報だと、10時ぐらいに向かい風に変わる可能性もある。
早め、勝浦港内でメインを6時には揚げ終わって、スタート。
順調に潮の岬まで進む。
実は私は潮の岬に特別の思いがある。
初めてのロングの時、有名な難所、潮の岬越えをする為、
串本港に入り、良い日和を待ち、出港した。
しかし、その時は艇が潮に流され少しも進まないのだ。
3GMのエンジンを普段は決してしない3000回転かに上げても、ジリ、ジリと下がって行くのだ。
このまま太平洋に流されてしまうのかと、今までの長いヨット経験で最も怖い思いをした。
その時は海上保安庁から黒潮警報がでていたのだ。
潮の岬に黒潮が以上接近していたのだ。
丘から見ると潮の岬は渓谷の急流の様に波立ち泡立って流れていた。
今回、海上保安庁の情報を見ると黒潮までの距離は25マイル。
ということはかなり遠い。
かなり、潮の影響は少ないのではないかと予想する。
大島に辿りついて、少し進むころから0.5ノットほどの逆潮。
串本港から来る場合、くぐる大きな橋の見えるところまで来ても0.5ノット程度と弱い逆潮。
さらに進んでも2ノット程度の逆潮。
遠くに本船が見える。つまり黒潮が遠いので本船も潮の岬に近づかず、
遠くを通っているのだろうと思う。
そこから先の行動が適切ではありませんでした。
潮の岬展望塔の前あたりでも2ノット程度の逆潮だった。
そこで、いつもはそのまま直進するのに、
はやく潮の岬を回ってしまおうと、潮の岬灯台の方に近づいていったのです。
とたんに、逆潮がきつつなり、速度が2ノット程度になったしまいました。
逆潮3~4ノットです。
時々速度2ノットを切ります。
燈台の近くまで行くと、渦を巻いています。
この近くは漁船がいっぱいいます。
本船も直ぐそばを通っています。
さっき本船が遠かったのはたまたまだったのです。
つまり、黒潮が遠ければ潮の岬の潮はなくなるのではないのです。
幾ら遠くても潮の岬は潮があるわけで、近ければより潮が強くなるというわけでした。
黒潮が遠くても、本船はやはり少しでも燃料効率が良い岸よりを進みます。
どおにか潮の岬を越えましたが、周参見を目指して進むコースで、
ズット1~2ノットの逆潮でした。
今日の予定では周参見が目的地です。
しかし、海況は穏やかでぎりぎりですがクローズホールド。
思いきって、南紀白浜綱不知を目指すことに決定。
実は今までは、絶対串本に入って良い日和を選んで潮の岬越えをすると決めていたのですが、
4年前、海況が良いので初めて那智勝浦から一気に周参見に初めて向かいました。
今回はさらに勝浦から白浜まで行ってみることにしたのです。
多分、6時までにはつけるだろうと踏みました。
周参見に近づくころより逆潮は無くなり、次第に連れ潮となって来ました。
ラッキー!
ただ、クローズホールドぎりぎりなので風に合わせ、
計画航路を外れ、陸側のコースを取っていたところ、
セイルの陰で見えなかったのですが、直ぐ目の前に岩が見え、
あわてて、オートパイロットを外し、手でティラーを回し、左に転舵しました。
あぶない、あぶない。
今後、計画コースは決して外しません。
田辺港に近づくに連れ、連れ潮が強くなり艇速は7ノットをズット越えています。
次第に夕方の景色になってきましたが、5時に綱不知桟橋に横付けを完了しました。
急いで整理をし、先ずは温泉だと隣の綱の湯を見ると、定休日。
くらくなっている道を歩いて白浜まで行き、好きな銭湯へ来てみるとここも定休日。
白浜では木曜が温泉銭湯の休みなのかなー。
白浜の近くにある大型スーパーで食材を仕入れ艇に戻る。
白浜についたら外食するつもりだったが、
風呂にはいれなかったのでそれも止め、
艇に戻り一杯やって寝る。
写真:
・串本港から潮の岬越えをする場合くぐってくる橋。思い出多い。
・潮の岬展望塔
・漁船がいっぱい。潮の強い所は魚が多いのかな。
・潮の岬灯台。潮が強い時は幾ら進んでもこの燈台の前のままです。
・燈台前の渦潮
・南紀白浜綱不知でゆっくりくつろぐECHO POINT