DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

堺のそばや、ちく満

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2013.10.20(日)
昨夜から雨。雨風とも激しい。
台風27号は26号とほぼ同じコースの予報。
25日ごろ最接近。
和歌山の南は強風波浪注意報が今日も続いている。波4m。
やはり、27号を過ごして後にしか移動できそうもない。
これから、朝の食事 6:45

雨が降り続いている。10時ごろ上田さんから電話。
昼、前回休みで行けなかった堺の蕎麦屋、ちく満へ。
暖かい盛そば。
玉子をといて、汁と薬味を入れ、盛りの様に食す。
味良し。
店は古い日本家屋、緑の箱庭が見える。
しながきは、この暖かい盛りそば1品のみ。
価格は安く無い。
この様な店は、ちく満1店のみだそうだ。
しかし駐車場はいっぱい。地元の客が次々入って来る。
皆、上の部類の客筋。

東京で言えば、神田の藪風。
最初に1.5人前を注文。1.5キンと言う。
1キンを追加注文。
未だ、大学生にもなっていない頃、兄貴が藪に連れて行ってくれ、
天ざるを頼む時、せいろは2枚、1枚頼む物では無いと教えてくれたのを思い出す。
東京一の蕎麦屋とも言える藪が焼けてしまったが、
その後どうしたのだろう。
あれだけ大規模の日本建築を再建するのは無理だろう。
もし、再建できたとしても時代を経た趣は望むべくも無い。
ビルになってしまうのだろうか。
東京一の居酒屋と言って良いシンスケもビルになってからは、
風の便りに今も江戸前のきっぷの良さは変わらないと聞いているが、
一度も行ってない。

娘たちにも教え、独身時代の思い出も少なからず残る竹林越しの藪そばのたたずまい。
注文を発声する店中に通る大きな声。
懐かしい思い出が帰って来る。

夕食は泉大津マリーナで多分一番若いヨットマンが、
上田さんの艇で、はも鍋を作ってくれる。
はもの鍋というのは多分、私は初めて食べる。
またまた、御馳走になってしまった。

写真:
・ちく満、入口
・ちく満、店内