DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

伊豆半島に帰ってきました

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2013.11.6(水)
5時45分。真っ暗な中、伊豆半島先端、下田港最奥、いつもの横抱き完了。

次の泊地は御前崎マリーナ。27マイルと近い。
福田港ではシラス漁軍団が猛烈な勢いで港を出て行く。
いつまでも続く。100艇ぐらいいるのではないか。
どうせヨットは出られないのでゆっくり、7時15分に離岸。港内でメインをあげる。

先ず、御前崎沖を目指す。
風は北のハズが北東でぎりぎりクローズホールド。
波1.5mの予報だが殆ど無い。快適に走る。
天気は雲ひとつ無いと言って良いほどの晴天。寒く無く気持ち良い。

御前崎沖近くに行ってからふと、下田まで直行も有りうるのではないかと思い付く。
そう出来ればあらゆる面で良い結果となる。

天気:
今の予定では今日、御前崎に行く。あす下田を目指す。
あすは雨。
風は西、追っ手の風。ただし、午後から、やや強く波も高くなる。
雨はあまり気にならない。風が10m程度のようだが追ってだからなんとかなるだろう。
石廊崎沖の波と風がチョット心配。といった海況予報。
しかし、あくまで予報なのでより悪くなる可能性もある。
その先も読めない。最悪、御前崎で何日か過ごす可能性あり。

食材:御前崎では全く手に入らない
水、シャワー、はある。
係留料は2000円と安いが天候が悪化し、何日かいるとなると費用がかかる。

ところが、今日下田まで行けば温泉銭湯は有るし、
大きなスーパーもあり食材仕入れは万全。
居て特に気持ちの良い港だ。

問題は日が暮れてしまうことだ。
私は夜には入港しない。
ところが、福田→御前崎27マイル。御前崎→下田40マイル、計67マイル。
急遽GPSプロッターで福田→下田のルートを設定。約54マイル。
遅く出たせいもあり、とても明るい内など着けない。

うーん、しかし、下田に直行しよう。
と決める。
下田は大きな港。何度も入って知っている。
海況も比較的穏やか。
暗くてもなんとかなるだろう。
というわけだ。

少しでも早く行ける様、レースの様にセイルトリムに励む。
今日はチョット煙っているように見えるが、
むやみと視界が良く御前崎から駿河湾の反対側、伊豆半島が薄く見える。
こんなことは初めてだ。

西も晴れわたっているので、伊豆半島の先端、
石廊崎に近づくころまでは陸が鮮明に見えたいたが、
石廊崎につくころ4時には薄暗くなる。
4時45分、雲ひとつ無い西の空に日が沈む。
もう暗い。
暗い中、下田港沖でジブを巻き、メインのみで入港。
右に赤燈台の赤燈、左に白燈台の緑燈を見て、港内に入る。
船を風に立て、メインを降ろす。

少しでも早い方が暗さが少ないだろうと船を早める。
下田港奥まで行き、デットスロー。
暗いながら良く知った左右の状況を確認しながら進む。

いつもの横抱きヨット群に近づくと、一番外側の船が居ない。
かなり漁船の奥まで進む必要がある。
幸い風が向かえ風、デットスローと停止の繰り返しで横抱き完了。
真っ暗で何も見えない。後片付けだけ済ます。

今日の夕食は珍しく外食とする。
その後、いつもの温泉銭湯昭和湯へ。
あー、気持ち良かった。

写真:
伊豆半島の景色。関東ってかんじでしょう。
伊豆半島最南端、石廊崎灯台。右の奥に船で入っていけます。
・4:45に沈む太陽