青空と緑の山が艇を囲む。
気持ちの良い岩城島の朝。
これからデッキで食事。今日は讃岐うどん。
きのう、温泉から帰るとヨットが1艇桟橋に留まっている。
何処かで見た事がある艇だなと近くに寄ってみる。
その木製工作物を見て思い出す。
去年、弓削であった玉島の三ッ星さんだ。
今朝、お互いの艇内木工工作を見せあったりする。
船の話しとは別に三つ星さんから使うのがもったいない様な
立派な雑巾を何枚かいただく。
私にとってgoodタイミング、うれしいプレゼントであった。
午前中に三ッ星さん出港。
日陰はすずしいのだが、直射日光の下では暑い。
3時過ぎに岩城散策。
古いものは殆ど無い。
先ずは、ヨットを留める桟橋から眺める山の上に屋根を覗かせている八幡神社へ。
鳥居を始め、奉納されたものの年代を見ると江戸時代のものが多い。
歴史は古く、康平6年(1063)源頼義が伊予守に任ぜられ、その在任中に、
伊予国に八幡宮を七社建立、その一つが現在の岩城八幡宮なのだ。
神社が建っているところは大きな山の中腹では無く、
行ってみて解ったが、海沿いに小山があり。山全体が神社。その崖下は海であった。
もう一つ、1500年代から続く岩城の名家、三浦氏の住宅。
江戸時代は松山藩主が参勤交代などの際、宿泊する岩城島の本陣でもあった。
現代に至っても若山牧水や吉井勇が宿泊し、歌を詠んでいる。
今は岩城郷土館として保存されている。
行ってみると、拝観無料。管理人も居ない。自由にご覧下さい、となっている。
電気も自分で点ける。
ゆっくり自由に見学でき、良かった。
しかし、貴重な書などもそのまま掛けられていて、勝手に持って行かれる心配がある。
愛媛県ももう少し予算を付けた方が良いのでは。
そう言えば、私は弓削も岩城も広島県だと思っていた。
愛媛県でした。
あと、町中を歩いていると下記の写真の様な仏を祀る場所が数多くある。
これらとは別に、四国霊場88ヶ所にちなんで岩城島の中に岩城88ヶ所巡りがある。
仏教が盛んなのか。
写真:
・今朝は讃岐うどん
・岩城八幡宮、本殿
・岩城郷土館
・仏を祀る。町の中にいくつもある