DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

相馬港松川浦漁港にやってきました

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2015.6.1(月)
久之浜から相馬港松浦漁港に向かうコース。
久ノ浜から11マイル(20km)に福島第二原発がある。
少し先に福島第一原発。思っていたよりズット離れたところに第一はあった。
設定したコースは原発から2マイル(3.6km)。
原発事故が無ければ、通常のコース設定だ。
インターネットで5マイル離すとか書いてあったが、
2マイルのコースを進む。
警戒船はやってこない。
第二原発の前近くまで行くと、遠くにこちらぬ向かう船が見える。
やばい、沖に方向転換して進む。
やがて、警戒艇に追いつかれ、船名を聞かれる。
ECHO POINT。
まずいなー、取り調べかな。
どこかとやり取りしている。
VHFをもってますか。
16チャンネルに入れ、ECHO POINTで離してくれと向こうから大きな声で伝える。
VHF、電池未だ残っているかなと心配しながらパワーオン。
OK。未だ充電が残っていた。
「こちらヨット、ECHO POINT」
海上保安庁○○(艇名)。××チャンネルに移動して下さい」
遥か遠くにいる海上保安庁の警戒艇とやり取り。
心配した事は無く、艇名、出発港、行く先、その次に行く先を聞き、
では気お着けて航海してください。16チャンネルは常時入れて置いて下さい。
若い、冷静、しっかりした声で伝えてくれる。
原発との距離を聞くと、4km沖ならかまいませんとの回答。
では計画航路よりチョット沖なら良かったのだ。
安心して相馬港を目指す。

相馬港入り口の白燈台が計画航路の目的地に設定してある。
そばまで行くが白燈台が見えない。
此処しか無い位置を左に見て回り込むと工事中である事が解る。
燈台が流されたのか。

松川浦漁港に入る。
6年前とまるで状況が変わっている。
一面に作業中。
大きなクレーンも何台か見える。
微速で港の中に入って行くと、釣りをしていた人がそこの船に後に着けると良いと教えてくれる。
県の船だ。
その後ろが広く空いていた。ゆっくり接岸。
新しい岸壁。かって荷揚げの市場が会った場所。
市場は外見だけ残り、岸壁より低い。
後で聞いたのだが、港全体が地盤沈下し、岸壁を全て80cmかさ上げしているとのこと。
岸壁の上が1mほど新しく、ビット類も新しいものが設置されていた。

驚いたのは相馬港はまだ、再建建設真っ最中だったことだ。
再建終了まで、2年は掛るとの地元に人の話だった。
したがってヨットの係留も工事現場に着けると言った状況だ。
これは全く、想像外であった。
舫いを取ったのが4時50分、チョット片付け、食事を終えると暗くなる。
今日はふらふらしないで早めに寝る。

写真:
・松川浦漁港岸壁いに舫うECHO POINT。岸壁が新しいでしょう。
・2マイル沖から見る福島第二原子炉
・第一原子炉
・港の工事の様子