DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

女川港にやってきました

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2015.8.8(土)
女川港にやってきました。
志津川に行く予定だったが、今朝女川に変更。
今は全てが消失してしまったが、かって富と文化があった志津川
私はこの町を愛していたので、3度目の訪問を予定していた。
しかし、今のペースで行くといつ母港に帰れるか解らない。
そこで、急遽志津川をパスするこにした。
気仙沼港→女川港 34.8マイル
メインを揚げ、5時40分スタート。
港を出るまで1マイル以上ある。
蛇行し、大島が入口を塞ぎ、出口も狭い。
成る程、気仙沼は静穏な訳だと出港しながら改めて納得。
驚きなのは出入りする1隻の漁船にも会わなかった。
お盆休みなのか。漁業の衰退なのか。
港を出て、南に下るので、少しショートカットする。
ふと目を上げると目の前に魚網。
うーん、ショートカットすると必ず何かあるな。
手前味噌ながら、自分の計画航路設定の確かさに感心する。
皆さん、気仙沼を出て南に下る時は沖まで出てから南へ進ん下さい。
そうでないと、右(南)手に沖まで長い魚網が張られている魚網に入り込みます。

女川港にはいるころ、後ろから大きな海上保安庁の船。
真っすぐ、後からついてきたが、港に入る前に沖留め。

女川港は燈台が破壊され今は無い。
臨時の大きな赤ブイ、緑ブイが設置されている。

先ずはメインを降ろそうとするが、西の風が強く、てこずる。
前回着けた北西岸壁は大丈夫かなと眺めると、
巨大作業船が横着け。
北側にいた小さな漁船はいなくなっている。
作業で移動させられれたのか。

港内を一周して着けるところを物色するが、
やはり前回のところがベスト。
一番南の隅は遊覧船。そこに一番近い岸壁に槍着け。
後(東)からの強風でアンカーを打ち難い。
一旦槍着けしたが、走錨して、艇が横着けに近くなる。
アンカーロープをドンドン引く。ひっかかり、一応アンカーが利く。
12時前に入港したが、着ける場所を決め、槍着けし、舫いを決めて、13時。

艇内整理中に、海上保安庁がボートで上陸。
来るかなーと思っていたら、来た。
書類をひとそろい渡す。
若い人が書類を見て、いろいろ記入している。
艦長らしき人としばし雑談。
BW33を良い船と、ヨットのことを知っているようだ。
いつもは塩釜にいるコーストガード艇。
塩釜に友達はいるか聞いていた。
もしかしたら、ヨット乗りかもしれない。

今のはアンカーロープが短すぎる。走錨の危険性がある。
少し、風が落ちたので、舫いを外し、再度アンカーを打ちに行く。
懸念した様に、アンカーが上がらない。
何かに挟まっている。多分、海底の鎖だ。
エンジンで岸壁と反対側へ船を移動し、
引っ張った方向と逆から、双綱を引いてようやく揚がる。

今度はかなり遠くから打ち、アンカーを利かせ、
舫いを固める。14:30

さてこれから上陸。
女川が1ヵ月でどう変わったかな。15:50

あまり変わってませんでした。
歩行者専用の道が出来たので助かる。今まではモウモウと砂煙を上げて走るダンプと同じ道でした。
岸壁から20mは砂利道ですが、後は駅まで舗装した専用道路。
今の所、駅まではこの道しかない。かなり大周り。

駅の前ではイベントが行われていた。
一旦艇に戻り、再度駅へ。
女川に来たらなにせ、温泉。この美しく快適な温泉へ。
エビスとプレミアムモルツを置いてあるのも良し。
イベントで紙製の行燈が何百か並んでいるのを眺めながら坂を下り艇は戻る。
日も落ちたが未だ、行燈の眺めを楽しむには少し明る過ぎた。

写真:
・女川港に舫うECHO POINT。前回は奥に見える工事船の場所に止めました
・右側は遊覧船の桟橋です
・歩行者専用道路