DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

松川浦漁港(相馬港)に移動

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2015.9.1(火)
松川浦漁港(相馬港)に移動。
塩釜港→松川港 33.7マイル
アンカーはスムーズに揚がる。
予想どおり泥が付着して揚がってきたので、
チャント用意しておいたブラシとツルベで簡単に清掃。
直ぐセイルを揚げ、6時35分スタート。
塩釜では本線航路を進む。
狭い航路で3艇と行き会う。
外海に出て、少し行くと、巨大本船が前方に並んでいる。
12艇いる。前面を塞ぐように左右に展開している。
段々近づいて解ったが、8艇はアンカーを降ろし止まっていると解る。
多分、仙台港へ入る順番待ちなのだろう。
それにしても、松川浦から塩釜に向かう時は濃霧で何も見えなかったが、
同じ状況だったのだろう。知らなかったとは言え、驚き。

曇り。11時ごろから霧が霧雨。12時から雨になる。
松川浦に近づくと真新しい大きな漁船が、波を蹴立てて、次から次へと入港していく。
なんだろう。さんま船?イカ船?
入った船は市場につけるので、順番に海上で待機している。
皆、真っ白で新しい。震災と関係あるのか。

松川浦にヨットを着けられるか不安であった。
大きな新しい船がこんなに荷揚げしているようでは着ける余地がないのではないか。
前回留めた工事中の岸壁が工事が終わって、漁船が着けているかもしれない。
など、考えながら、荷揚げの順番を待つ白い大きな漁船の間を抜け、
前回の岸壁に近づく。
OK!未だ工事中。
というより、この岸壁に入れない様、左右を金網で厳重に囲ってある。
とにかく此処しかないので、着ける。
誰か、ダメだと言いにくるかもしれない。
囲ってある金網の向こうで何人かがこちらを見ている。

前後の舫いを決め接岸完了。13時35分。
船が走る。きのうまでのうねりが、松川では残っているのか。
見た所、港の中は静か。
スプリングを締めて調節する。
船内に入り、ヒトダンラクと思うまもなく、
ドーンと船体が俵フェンダーごと、岸壁に激しくぶつかる。
これは困った。
と、母港のマリーナスタッフ、郡山さんが、船が走る時は
締めて調整しないで、ゆるめた方が良いと言っていたのを思い出す。
前後の舫いを緩め、スプリングも全て、ゆるゆるにしてみる。
なんと、船が走らなくなる。
ゆっくり前後に動くが走らない。船が岸壁に当たる事はなくなる。
何事も経験だなー。

船を着けた後も雨が降ったり止んだりしている。
この岸壁から出られ無い模様。16時。

写真:
・松川浦漁港に舫うECHO POINT
・岸壁の上はこんな状態です