DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

新宿2丁目沖縄料理屋

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2016.10.10(月、祭日)
夏以後、最も気温が低く、朝はやや寒く感じる。
予報でも最高気温24度。晴れ時々曇り。今は雲と青空が見える。
朝食準備中、6時。デッキで朝ごはんが食べられそうだ。なんか久しぶりかな。
那智に、強風波浪注意報が出ているが、風も波も港では静か。

中上 健次の墓参りに行く。
中上健二は新宮出身。
新宮のイオンのすぐそばに墓があると観光案内で知っていて、気になっていた。
コインランドリーがあるイオンの駐車場の裏は山になっていて、その山全体が墓地となっている。
観光案内所で貰ったラフな地図を元に、中上 健次の墓を探す。
墓は山全体の大きな墓地の裏の道を突き当たりまで行き、道なりに左に向かうと、
「中上 健次の墓」の看板がある。
直ぐそばに焼き場もある地域。
看板に沿ってダラダラ坂を登り、突き当たったところで左、
急坂を右に登った左側に墓はあった。
道に一番近い墓。ただし、看板が無いので墓地に入っていかないとわからない。
直角の石でできた普通の墓石ではない。
自然石で、「中上 健次」と、中上 健次自身の筆跡と思われるう筆文字で書かれている。
墓全体はおもむきのあるたたずまい持っていた。
墓前に四合瓶の真新しい高級そうな日本酒が備えられていた。
墓石の前にある陶器の湯のみも、かなり風情のある、良い品物であった。

私は枯木灘ほか、何冊かを読んでいるが、熱狂的ファンのいる中上 健次の良い読者ではない。
未だ、中上 健次が生きている時、良く顔を出すという新宿にある沖縄料理の店へは何回か行った。
確か、2丁目近辺で有った様に記憶する。沖縄料理と沖縄の酒とオリオンビールを飲んだ。
釣りの名人、DENVERさんが、中上 健次の母親は中上 健次を妊娠中に、夫と別れ、
中上氏と結婚し、中上 健次を生んだと言っていた。
地元の人はみんな知っているんですかと聞くと、そうだとのこと。
中上 健次をと飲んだこともあるそうだ。
世の中は狭い。

イオンで、また色々食材を仕入れ17時6分の電車に乗って。艇に戻る。
アルコール無しで4000円も又使ってしまった。

6時を過ぎ、薄暗なって来たが、温泉へ。帰りは真っ暗。足元も見えない。

写真:
・案内看板