DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

和歌山城観光、チョット黒江にも

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2017.6.22(火)
和歌山に来たら普通の人が先ずやる和歌山城見物を未だしてない。
今日は、和歌山城観光と決める。

その前に、実は楽しみにしていたことがある。
和歌の浦に行ったら、去年と同じく黒江に行こうと決めていた。
昨年、黒江で実に良い陶器を入手出来たのだ。時代は多分明治と思われるが実に良いものだ。
また、いま艇内でつかっている漆の大型椀と小型の漆容器はこの陶器を買った、「黒江ぬりもの館」で購入した。
また、陶器その他掘り出し物がきっとあるに違いない。
そこで、先ずバスでJR和歌山駅まで。390円。
JRで3つ目だかの黒江で降りる。30分ほどあるくと、黒江に到着。
通り沿いにある「黒牛」の茶店に寄る。飲みたいが、飲むと後、何もしたくなくなるので、ガマン。
生酒があるか聞きたかったが、これもガマン。

さて、目指す「黒江ぬりもの館」の前に到着。
全体に路地が静か。鍵がかかっている。
1軒だけ空いている漆器の店に尋ねると、ここは月火が定休日なんですとすまなさそうに言う。
あー、折角来たのに。
食事時間になったので、食事できる所も聞いたが、黒江の町には無いとのこと。
先ほど寄った黒牛の茶店も利き酒かお茶はあるが、食事は出来ない。
残念ながら、又黒江駅まで歩いてもどり、和歌山駅へ。

駅の周りを徘徊し、適当な店を探すがなかなか無い。
ようやっと、ここならマー良いかと入ったら、正解。
中は大変な賑わい。広いが客でいっぱい。腰掛けてまっている。
1490円の食事は良かった。かごの屋。

後は、バスで公園前、和歌山城を見学。
堀と石垣に囲まれ、樹木に覆われた山の上に和歌山城はある。
吉宗の居城として名高い。
昭和10年(1935)に国宝ににしていされた。
しかし、和歌山大空襲で消失。
いまの城は昭和33年にコンクリートで再建されたもの。
正式の門、一の橋から入る。
グルーと回って、消失前の姿を残す唯一つの建築物、岡口門(岡地域に開けた門の意味寄る。国の重要文化財
天守閣に登る。入館料は410円。
和歌山が眼下に見渡せ、風が吹きぬけ、気持ち良い。
登るには真ん中に普通の階段が作られている。各階には江戸時代の諸々が展示されている。

和歌山城に来て一番驚いたのは、その石垣のオソマツさだ。
徳川御三家の城の石垣がこんなものであるはずが無い。
空襲で崩され、現代の職人が応急的に積み直したに違い無い。
ちゃんとした石垣もあり、そのちゃんとしたのと、ひどいのを写真に収める。
(艇に戻り、関連の案内を読んでいたら、この石垣のことが出ている。
 和歌山城の居石垣にはり出した自然石をそのまま積んだ
 「野面積み」豊臣期
 石の表面を荒く加工して接(は)ぎ合わせて積んだ
 「打ち込み接(は)ぎ」浅野期
 石垣を綿密に加工して積んだ勾配の急な
 「切り込み接(は)ぎ」徳川期
 と、3時代の石垣があると説明されている。
 この説明を見ても私は納得してないが。天守閣を支える石垣がこんなオソマツなものであるはずがない。
見学後、又バスで和歌山駅に戻り、阪急デパートで食材を仕入れ、艇に戻る。

艇に戻り先ず、舫いを整備。
今日明日と低気圧が通過し、雨。風も強まる。
どちらの強風でもポンツーンから艇を離せる様に舫う。
ビジターバースがいっぱいで空きバースに着けたので良かった。ビジターバースは片側にしか舫え無い。

一段落後、直ぐ浜の湯温泉へ。これは名前が温泉だがただの風呂だと思う。
私は熱い湯が好きなのだが、ここはかなり熱い。普通の人には熱すぎる。
風呂から戻りこれを書いている6時50分。

和歌山市に大雨,雷,強風,波浪,洪水注意報。
21時から雨の予報だが、19時20分から降り始める。
風、今日陸上10m、明日13m。南。日が変わり朝まで東、後また南。
波、今日2.5m。明日4m。

写真:
和歌山城天守閣を遠望
・空襲前の姿を残す唯一の建造物、岡口門。国の重要文化財
・きれいな石垣1
・きれいな石垣2
天守閣へのぼる道の石垣。「打ち込み接(は)ぎ」?
天守閣下の石垣。「野面積み」?
・一の橋の門を入ってすぐの石垣。打ち込み接(は)ぎ」?

・閉まっていた黒江塗り物館
・黒牛の茶店。黒牛は「こくぎゅう」では無く、「くろうし」です
茶店の隣り。多分造り酒屋の建築物