DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

綱不知に戻って来ました

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2019.7.6(土)
綱不知に戻って来ました

今回の阿尾港→綱不知は相当、気をもんだ。
天気予報による海況が厳しく、とても出港出来ない情報なのだ。
和歌山県南部(白浜地区)波3m後、2.5m強風波浪注意報。これではとても出られない。
一方、スーパーコンピュータの予報(ヤフーの風・風向と波高情報)では
昨日から一環して波風とも穏やかな方向に向かっている。
きのう一日、いつもの様に朝5時、11時、17時と天気予報と警報注意報をチェック。
気象庁の予報はズット同じ。
私は強風波浪注意報が出ている時は出港しない。
波が2.5mの時も出ない。
予報では絶対出港しない状況だが、スーパーコンピュータの情報とあまりにも違いがありすぎる。
実況ということで、きのうは何度も潮岬灯台のリアルタイム情報を見る。
風4~5m、波1m未満。つまり、スーパーコンピュータの情報が当たり。予報では強風波浪注意報。
きのう和歌山マリーナシティから阿尾に入った時も比較的静穏。予報では海上では北の風強く。

そこで、朝出るまでは、状況が変わらす、強風波浪注意報が出ていても、
北の風で追っ手だ。メインをリーフして出港しようと思っていた。
いつもの通り、出港前の5時、予報、警報注意報チェック。
ナント、4時過ぎに強風波浪注意報が解除となる。良かったー。

航海:
阿尾港→南紀白浜綱不知 24.4マイル
雨。完全武装で出港。
アンカーを揚げ、港内でメインを揚げ、赤灯台を6時45分通過。
霧で視界が悪い。
直ぐ、海の難所、日ノ御埼を通ることになる。海が静穏な時でも、此処だけ波が悪い。
所が、本日は波無し、風無し。今までで最も静穏な日ノ御埼越えであった。
日ノ御埼にもこんなことがあるんだ。

日ノ御埼を過ぎるころから、今までの日ノ御埼越えでは大波に気を取られて気づかなかったが、
明確に海の色が異なる海域に進む。乳色から普通の海の色に。
当然、潮が違うのだ。

この辺りは比較的漁船を多く見るのだが、今日はたまに見る程度と少なかった。
風は北で追っ手を期待していたが、真追っ手でジブを張れない。
しばらくして少し、西寄りになりゼノアを張る。風は微風。
途中で反対側、東寄りの風に変わる。変わらず微風。

田辺湾に入って、風が強くなる。
ゼノア、帆走のみで5ノット。波殆ど無し。快適に走る。
ただし、湾内に向かっての風なので、流れ藻、ホンダワラらしき大きなのに何回も遭遇。

綱不知の2マイルほど手前でジブを少しまく。
いつもの不思議、綱不知に入る手前から風は殆ど無くなる。

いつもの岸壁にスターンアンカー、槍着け。
舫い完了、12時。

ペラは回して無かったので平気でホンダワラの上と通過していたが、
やはり心配で昼食後、潜って確認。小さなもがペラに。触ればすぐ外せる程度。
確認して良かった。
風呂に行くので海水に浸かるのも気にならない。ただし水は濁っていた上、冷たかったね。

写真:
・綱不知に憩うECHO POINT
 この泊地は地元の人の好意で留め差せってもらってます。
 環境に甘えず、スタンアンカーを打ち、舫い類は自分で設定します。
・綱不知と言えば先ず、白良湯ですね。行ってきました。最高。
田辺湾に入ってようやっとセイリング。
 追っ手で5ノット出てます。