DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

那智に戻りました

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2919.7.13(土)
2時に目が覚めてしまったので、2時半起床。

綱不知→フィッシャリーナ那智 55.4マイル(100km)

アンカーを揚げ、メインを港内で上げ、5時にスタート。
夜明けが遅くなった。
曇っていると4時半でも暗い。4時は真っ暗。薄暗い中でアンカーを揚げる。

5時の天気予報は外に出て、パソコンに電源を入れ見る。
昨日17時の予報、夜に雨。は大きく変更され、午後から雨、風も強まる。
これはチョット無いんじゃないの。

1)黒潮の流れ
2)しおのみさきのリアルタイムの風速、風
をチェック。
風、3~4m、風無しもあり。波、1m以下
黒潮は潮岬の遥か遠くを流れる

海況は悪く無さそうなので、そのまま、航海を続ける。
土曜なのに、田辺湾にはいつもいる釣り船や漁船が殆どいなかった。

予報では西の風であったが、東の風。
ジェノアを張ったが、1~2時間で風無くなる、真上りになる。
風は微風というより、無風に近くなる。
波無し。

風は微風のまま東よりになったり、西寄りに成ったり、ゼノアを何度か入れ替える。
このコースは本船航路でもあり、周参見沖に行くまで、3艇前から。
1艇ミーティング。ティラーを手に持ったが、ギリギリコースのままで行けた。

潮岬まで、さらに3艇と出会う。
潮岬にいつもいる漁船群が皆無。
今、黒潮が潮岬の遥か遠方を流れているので、
強い潮が生まれず、魚が取れないからだろう。

いつもは本船が岸よりに多数行きかう潮岬も殆ど、船無し。
それほど大きく無い本船2艇こちらより岸よりに進む。

潮岬を進む内に雨。
視界も悪くなる。

那智に近づくころより、霧、靄で殆ど前方が見えない。
GPSのWAY POINTを頼りに、岩だらけの那智湾を進む。
何度入港しても、解り難い、入りにくいマリーナだ。

皆さん、最初に見える港内は一文字の左ではありません。
海岸ギリギリまで進まないと一文字左の入り口は見えません。

ポンツーンに小型の釣り船が舫ってあったので、
いつもとは反対側に着ける。
舫い終わって15時30分。予定より少し早く10時間30分間の航海。



写真:
潮岬を越える時は以下の二つを必ずチェックしましょう、
黒潮の流れ。海上保安庁「海洋速報&推測図」
 https://www1.kaiho.mlit.go.jp/KANKYO/KAIYO/qboc/
・しおのみさきのリアルタイムの風速、風。海上保安庁、潮岬灯台
 https://www6.kaiho.mlit.go.jp/05kanku/tanabe/shionomisaki_lt/kisyou/index.html
13日のでは無く、14日のデータです。