DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

平家落人伝説を求めて

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2017.11.21(火)
起床時、船内温度6度。
草の上に霜が見える。
騒いでいたきのうより、今朝の方が気温は低い。

東の風がやや強く、かなり冷たい。
しかし、あまりに天気が良いので青空の下、デッキで朝食。

午前中、気持ちが良いので、海岸沿いから、天満地域、勝浦との中間ぐらいまで、散歩。
かって、江戸時代、明治時代に栄えた地域でいくつかその痕跡が残っている。
由緒ある神社に参拝、酢の醸造所、天然水などを見物散策。

昼食後、みかんを食べていたら、DENVERさん登場。
前、話を聞いていた、平維盛(たいらのこれもり)にちなんだ場所に行ってみますかとお誘い。
天気は良いしお願いし、同行。
平維盛は清盛の嫡男重森の嫡男、つまり清盛の嫡孫。
美貌の貴公子として宮廷にある時には光源氏の再来と称された。
この平維盛に関する言い伝えが多数この那智の地域に存在する。
墓まである。

今日は、その維盛が身を隠した「藤綱の要害」を尋ねてみる。
DENVERさんも始めて。
イヤー、かなりの山奥。道も細く、悪い。
2時間ぐらいか、山の上まで進み、入り口表記の看板まで辿り着く。
そこにいたおじさんに行き方を聞いてみて驚き。
此処から一山越えた所。今日行くのはとても無理とのこと。

この地は川が流れ、日当たりも良く、小学校もかって、この地にあった。門柱跡が残っている。
今も何軒か民家があるが、日当たり良く、気持ちの良いところ。
再度出直すことにし、新宮経由で那智まで戻る。
楽しいドライブであった。
ついでにA-COOPでの買い物にも付き合ってもらう。
艇について5時少し前。雲一つ無い晴天だがすぐ暗くなる。

写真:
・6時10分。顔を洗って帰る道すがらの景色。
 寝すぎて、いつもより3~40分遅い。
・12時27分に同じ場所を見る
天満駅の前にある神社、中央は、八幡神社と天神社、左は地主神社、右は護国神社
・神木
・酢の醸造
・天然水の井戸
・説明
平維盛が隠れた跡への案内版
 ネットで調べると
 「なぜ「藤綱の要害」と呼ばれたのかと云うと、
  その屋敷の前の谷に藤の蔓で橋を掛け、追手に追われた時、
  網を切って敵を谷へ落とす仕掛けがあった事から、そう呼ばれてきた。」とある。