DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

工具を家に返送

2022.11.12

天気は晴れ。

6時45分の日出

工具その他を家に送り返すのに、大型パッケージに詰めたり、緩衝材をいれたり、

と早朝からいそがしく、これを書くのも18時となってしまった。

毎年、お世話になっているDENVERさに、今年もヤマトの搬送センターまでいっていただく。

艇に戻って、風がつよくなり始めたので明日は雨だし、急いで定例泊地の岸壁に移動。

午後、あすは雨なので、またDENVERさんに甘えて新宮の床屋まで運んでもらう。

帰りは16時51分の電車。那智の次の駅天満まで乗り、久しぶりに天満の神社の参拝。

あといつものA-COOPまで歩き、食材仕入れ。

歩いて艇真まで戻る。

艇に戻って岸壁の船に移り、西の空を見る。17時25分。

いかにも明日は雨の予報を思わせる黒い雲

 

スタンチューブパッキン交換

2022.11.11(金)

朝、7時半から寒いが朝日をあびながらデッキで朝ごはん。

6時29分の朝日

午前中は予定していたスタンチューブパッキンの交換に専念。

スタンチューブを使用している人は今は殆どいないと思うが参考までに。

今は新しい水密構造のものとなっているが、故障の際は艇を上架しないといけない。

スタンチューブは上架しないで対応できる。それで採用している。

しかし、今回の経験で少し考えてみる。

あまり見たことが無い人が多いとおもうので、先ず手順を。

パッキンはこんなパッケージに入っています。

私は下町にあるメーカーまで買いにいきました。

きのう来た那智の地元の鉄工所も同じものを持っていた。

中身はこんなものです

約110mmに切って端を斜めに切ります。

それを切れ目が隠れる様に代わりばんこに差し込みます。

4本入れると左右と上下がふさがれることになり4本をいれることにしてます。

古いのを取り出すのがいつも大変です。

結局、一番奥は海水も入ってくるのでそのまま残しまして3本を取り出し、

3本新しいのをいれました。上架した時に再度パッキン詰めをやるつもり。

取り外した3本。

完成。今回の経験をもとに、二つのネジはキツクしめすぎないようにしました。

さらにグリスも塗りました。

 

スタンチューブ締め付けボルト取り付け

2022.11.9(木)

朝、6時33分の朝日

寒いが、朝日を浴びながら朝ごはん。

午前中に中村鉄工所が来てスタンチューブ締め付けボルトを取り付ける

このボルトがなんと1本4780円。信じられますか。高澤製作所製。あり得ない価格なので、再度間違いじゃないかと問合せてもらう。しかし、この価格との回答。

タップが切って無い箇所があるが、なんでボルトとナット2つで4780円になるのか。

2本使っているので、9560円。10年前に取った時もボルトにしては高いなと思った記憶があるが、こんなにあり得ない価格では無かった。もう支払ってしまったが、高澤に直に問合せてみるつもり。

DENVERさんが午後港に来て、赤い鯉の様な特別大きな魚を、たべますかとプレゼント。釣り仲間からもらったもの。

大きいでしょう。自分でさばいて冷蔵庫へ。

今日の日暮れも雲一つない夕景色。17時25分。

 

晴天

2022.11.9(水)

秋。朝は気温低い。

おなかが減って、ごはんの支度も早く、朝ごはんも7時半には終了。

今日も朝日を浴びながら気持ちの良い食事。

6時39分の朝日。

オイル追加

航海を続けているとオイルが次第に減ってくる。

私は昔は趣味のオイル交換と言っていいほどオイル交換をしばしば行っていた。

これは昔木造の25fヨットを持っていた時代。

エンジンはダイヤに3.5馬力、コンコンと高い独特の音を響かせる。

ダイヤだから三菱重工製、優れたエンジン。

メンテの問合せ等は下町の三菱重工の工場まで出かけていった。

その際、この道何十年と言った工場の方から教わったのは、

なにしろオイルは良いものを使う事。オイルをいつも新鮮に保つ。

これがエンジンに取って最重要と言われ、以後、厳重にそれを守ってきた。

ところが、あれは小笠原に一緒に行った時か。

鐙摺の広瀬さんはオイルを何本かに小分けしたものを事前に用意しておく。

オイルが減って来たら、その分を小分けから足して、いつも満タンにする。

私の全部交換を何度もやるのではなく、減った分、新しいオイルを足す方法だ。

以後、わたしもこの方法を取っている。これは良いですよ。皆さんも如何。

5本に小分けした1ボトル。

 

今日は暗く成る前にと早く買い物に行く。

明るい内に戻れたたので温泉に行きたくなりすぐ出発。

17時前に艇に戻れた。

16時52分の南の空。

 

冷たいが晴天

2022.11.8(火)

冷たいが晴天。

6時27分の日出。

冷たい空気が気持ちいいので、7時半からデッキで食事。

しかし、風が吹くと結構寒い。

それでも朝日を浴びながら冷たい空気の中で朝ごはん。気持ち良さ限り無し。

今日はメンテ作業、午前中に地元のヤンマー取り扱い鉄工所へ電話。

午後14時過ぎに来てくれて、また工場に帰ったり、艇の中で作業したり、

一段落ついたのが17時。

実はスタンチューブの締めボルトが以前に折れてしまったまま。

今回新しいのに取り換える予定。

以下は10年ほど前、ステンレス製のボルトを純正の砲金に取り換えた時の写真。

沖縄で付けたステンレスボルトと新しく購入した純正ボトル(10年前の写真)

完成状況(10年前の写真)

今回、これを再会しようとしている。

鉄工所さんが、ナットを締めすぎている。

二つ目のナットはそんなに締めない。止める程度で良いとのことであった。

私はなんでもバカ力で締め付ける。ねじ切ってしまうことが過去に多数。反省せねば。

買い物に行くのが遅くなって帰りは真っ暗。

嬉しいことに満月が海面に反射し、美しさ限り無し。

平 維盛(たいら の これもり)も全く同じ景色を愛でたであろう。

那智にいる幸せを感じる。

Tamara

2022.11.7(月)

番外編

I do remember, however, with heartbreaking vividness ,a certain evening in the summer of 1917 when ,after a winter of incomprehensible separation ,I chanced to meet Tamara on a suburban train. For a few minutes between two stops, in the vestibule of a rocking and rasping car, we stood next to each other, I in a state of intense embarrassment, of crushing regret, she consuming a bar of chocolate, methodically breaking off small, hard bits of the stuff, and talking of the office where she worked. On one side of the tracks, above bluish bogs, the dark smoke of burning peat was mingling with the smoldering wreck of a huge, amber sunset. It can be proved, I think, published records that Alexander Block was even then noting in his diary the very peat smoke I saw, and the wrecked sky. There was later a period in my life when I might have found this relevant to my last glimpse of Tamara as she turned on the steps to look back at me before descending into the jasmin-scented, cricket-mad dusk of a small station; but today no alien marginalia can dim the purity of the pain.

ナボコフ。SPEAK MEMORY.

ロシア人だが原文も英文で書かれている。

若く、深く愛し合った二人が電車で再会。その際。

私はナボコフは20世紀最大の作家のひとりと考える。

フランスのセリーヌと共に。

きのう、データを整理していて発見。

晴れ時々曇り

2022.11.7(月)

気温低いが気持ち良い。晴れ時々曇り。

6時13分の東の空

やや寒いが今日もデッキで朝日を浴びながら朝ごはん。

艇を桟橋の反対側に移動。

桟橋のいままでの側で小型船舶免許の講習が行われる為。

夕方、16時54分の西の空