DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

外浦2

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2006.9.6(水)夜から朝まで雨。4mの波とうねりの影響で船が揺れる。朝早くは小さな雷鳴と稲妻がさかんであったが今は曇り空。6時。

昼食をまたみちの駅なんごうで取ろうとしてバスに乗り遅れる。次のバスで行くとこのバスはみちの駅には行かず、市木地区から幸島へ向う。実は市木地区は内之浦が遣明船で栄えていたころ臨済宗龍源寺があったところである。遣明船の副使として明に渡り、日本に朱子学をつたえた桂庵をはじめ月渚、一翁、鉄砲記を書いた文之など足利時代から戦国にかけての日本の一流の学僧が集まった寺があった。道は間違っているがいい機会なのでそのまま乗って良く。それらしい停留所名が無いので結局終点の幸島まで行く。バスは何時間かに1本なので乗って来たバスが15分後に戻るとのことでそれに乗って帰る。5分の間、幸島を見る。きれい。サーファーが着ている。バスに運転手があそこが市木地区ですと指差してくれる。龍源寺あとに発つ市木中学らしい建物が見えた。今は行きも帰りも1台の車とも行き会わないような寂しい道である。ここが外浦とともに、かって日本の外国文化を伝える拠点だったのかと文化の衰勢に思いをはせることしきりであった。

風呂に入っていないので、ただ一軒入れる南郷プリンスに行く。向こう岸、栄松漁港の裏にある。プリンスに行く前に直ぐ側にあり、さんご礁もみられる栄松ビーチにも寄る。両者ともすこぶる美しい。

写真:
幸島の海岸
・栄松ビーチ
・南郷プリンスの露天風呂