DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

伊江島→伊平屋島 前泊港

2007.4.17(火)このところ続いている北の風は真登りとなり機走でスプレーを浴びながら走ることになる。風が強くなければ向かい風でも出港しようと思っていたが、朝5時の天気予報を見るとズット10m以上の風なので滞在延期とする。
食事を終え。トイレも済んで、7時。天気はうす曇り、温度は船内で20度。高い温度だがTシャツ1枚でいた昨日よりは4度ほど低く、寒く感じ、シャツの上にトレーナーを羽織る。
明日は風強く、波は3m後5mとなっている。最初は南の風が強く後北西の風が強い予報となっている。増しアンカーを打っておく予定。

上記を書いたあと、風の感じがどうもそれ程強くならないのではないかという感じがしてくる。天気予報を全面的に信頼している。しかし、何か第六感のようなものが語りかける場合もある。出港を決める。波、風が強すぎた場合は引き返す。手早く準備を整え8時40分ごろ出港。出港後、1時間半ほど波がかなり高い。風はそれほどではない。伊平屋島まで行きたかったが、手前の伊是名島に入ることにする。よほど幸運が訪れ、風も少しおさまり波もすこし穏やかになるなんてことがあれば伊平屋島まで行くことにする。ナントそのとおりになったのだ。伊是名まで行ければおんのじだと思っていたが、行けそうなのだ。伊是名島を過ぎ、針路を伊平屋島に取る。
1時30分に着岸。もやいをかため、強風対策でもう一本増しアンカーをテンダーで打つ。作業を全て終えて3時。1時間半かかった。

あと着いた港、伊平屋島泊港のまわりの町並みを1時間ほど散歩して船に戻りこれを書いている。4時半。
きれいな島だ。独特の雰囲気がある。穏やか、静か、時間がゆっくり流れる。神武天皇誕生の地との説があると港湾案内に書かれている。これは訪れなければ。伊平屋島は人情も自然も素朴な昔の沖縄が残っていると沖縄の人が言う。海岸線もコンクリで塗り固められていない。昔のままの島だと伊是名島出身のSASHIBAの親分東江(あがりえ)さんが言っていた。楽しみだ。

インターネットに接続できるだろうか不安いっぱいにコネクトカードを起動したらなんと3本アンテナが立ち、伊江島より感度が良い。良かった。