水面を囲む緑の上に今昇ったばかりの朝日を浴びながら朝食。
静寂の中、木々にかこまれ海面は波ひとつ立たず船は静止している。
朝露がまだ、船上全てを覆っている。
ここは船が揺れない。昨夜も全く静止している。
母港、熱海では一年中で一日としてこういう日は無い。
水面は平滑で風が無くともいつも船は揺れている。
しかし志摩ヨットハーバーでは何の動きも無い。
しかし、陸に船を上架して静止している状況とは何かが違う。やはり水の上で静止しているのだ。
食事も終わり食器も洗い終え、6時45分。
この一週間で寒くない朝は今日が初めてであった。
ハーバーのトイレがウォシュレットになった。非常によろしい。
昨日の入港時に右舷をバースの金物に引っ掛けてしまい、ハルの塗料を剥がしてしまった。
このバースは３回目の入港なのでつい慣れてしまってフェンダーも付けずに入港してしまった為だ。
反省しきりこれを教訓とする。
塗料は予備を持って来ているので午前中にペーパー掛けとパテ付けを行う。
いざ塗装をしようとすると刷毛を持って来ていないのを発見。
これは困った。何処で買えるだろう。ハーバーで艇の手入れをしていた立派なヨットSERENAのオーナーに聞いて見る。五ヶ所浦の町まで行けば文房具屋はあるが刷毛があるか解らないとのこと。
では行ってみようかと思っているとチョット待ってとオーナーが言って、私が予備の刷毛があるのでどうぞ使っててくれ、差し上げますと言ってくれる。有りがたい。
これで午後、上手く塗装を仕上げることができた。
GASボンベ他を仕入れる為、自転車で五ヶ所浦まで行ってみることにする。
アップダウンが多くチョットきつかったが15分程度で五ヶ所浦に到着。
昼食は以前五ヶ所浦に船を留めた時に寄ったFIVEで食事。
船に来ていた外食したのは今年初めてだ。前の印象が非常に良かったが今回の印象は極普通で意外だった。レジ横で夏みかんを売っていたので買う。
大型スーパーでいろいろ買い、リュックに詰め、食品類をハンドルの左右にぶら下げてハーバーまで戻る。帰りは荷物の加重があるのでチョットきつかった。
４時過ぎに無料にシャワー室でゆっくり体を洗う。きれいなシャワー室。
アーさっぱりした。
写真：
・朝、ハーバーへの入口方面を見る
