DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

東北太平洋岸、泊地と航路の情報

2015.10.2(金)
今年の東北太平洋岸、泊地と航路の情報を紹介します。

北太平洋岸航海
http://www.donsaigou.com/2015tohokukoukai.html

地図 
http://www.donsaigou.com/atahachimap015.html
    熱海→三崎→船形→千倉→勝浦→銚子→那珂湊小名浜久之浜→松川浦→塩釜→鮎川→
    女川→志津川気仙沼→大船渡→釜石→山田→宮古→島の越→久慈→八戸
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http://www.donsaigou.com/gmatahachi015.html  
  
地図 
http://www.donsaigou.com/hachiatamap015.html
    八戸→久慈→宮古→山田→釜石→大船渡→気仙沼→女川→鮎川→石巻→松島→塩釜→
    松川浦→四倉→大津→那珂湊→銚子→大原→千倉→熱海
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http://www.donsaigou.com/gmhachiata015.html

各航路と泊地の詳細はDonの泊地、航路情報をご覧ください。
http://www.donsaigou.com/hakutikouro.html

濃霧:
春から夏に掛けては、霧が発生する。
この季節、レーダー無しでは東北太平洋岸の航海は無理だと廻航屋さんから聞いていた。
電話帳の様に厚い水路誌を読むとやはり春から夏に掛けて濃霧が発生すると記載されている。
私はこれ等から、春に太平洋岸を北に上ることはしなかった。
濃霧とはどの程度なのか、レーダー無しでは航海が不可能なのか。
実際に体験してみたいと思い始めた。

もう一つ、テレビを代表とするメディアからの情報のみでしか理解していない東北大震災を、
自分の目で実際に見、体験したい。
そこで、今回は母港熱海を出航し北に向かった。

航海中に、25フィート前後の艇でレーダー無しで北海道を回ってきた艇2艇と知り合いになった。
レーダー無しでも航海は不可能では無いと言える。
しかし、私は何回か、かなり危険な体験もした。
春夏の東北太平洋岸の航海は不可能では無いがレーダーを設置することが望ましい。
霧が濃い時、出航する際は大きなレーダー反射板をスプレッダーに吊るした。それも4回程度であった。
霧が濃い時は晴れる日まで待てば良いと思っていたが、これは間違い。
濃霧注意報は次の日の昼までとか期限を付けて発表されるが、次の日になると、その又次の日まで延長される。
3~4週間連続して濃霧注意報がつづくのだ。
港では晴れているが、外海に出ると全く周囲が見えなくなることも多多ある。

大震災後の泊地情報:
いったい、港にヨットは着けられるのか。
詳細情報はネット上にも殆ど無い。
震災から4年経っている。どこも岸壁のかさ上げは終了している。
しかし、水もトイレも無い港も少なく無い。
また、港は未だ、工事の真っ最中だ。1ヵ月後には状況は一変している可能性がある。
行ってみないと解らない。これが現状と言える。
ただ、現時点ではどうであったかを細かく報告しているので参考にして欲しい。