DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

呼子は揺れる

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2017.7.28(金)
呼子イカ漁でした。
夜中中、出港。朝はイカ漁船が港に帰ってきます。
穏やかに漁港の雰囲気とは遠く、引き波で夜中2時から朝まで大揺れでした。

朝食準備中、6時。
食後は有名な朝市に行ってみる予定。市は毎日やるそうです。

残念ながら朝市は極小規模のものでした。
魚屋で寿司用の小アジが安く売っていたので購入。かったのはこれだけ。

艇に戻って魚を一旦、冷蔵庫に入れ、
今日は9時49分のバスで加部島へ。
田島神社参拝。
海から直接参道が始まる。
大変立派な神社で、驚く。

次に名護屋城跡へと9時40分のバスで出発。
先ず、名古屋城美術館へ。
大変立派な美術館で驚く。

知識を得た上で名古屋城跡に入り込む。
太閤秀吉が朝鮮を支配しようと軍を朝鮮半島へ攻め込む基地としての城。
と、この程度の理解であったが、トンでもない。
天守閣を備えた広大な城と徳川家康その他、数多くの当時の大名の城乃至陣屋も築かせた。
その人口10万、その時代としては巨大な都市を築き上げたのだ。

他国を支配しようと海を渡って攻め入った男は日本の歴史上、ただ一人、太閤秀吉のみだ。
名護屋城址に立つ時、まさに今昔の感に打たれる。

名護屋は実に気持ちの良い所だ。
船団で攻め入るのであるから、優れた港であることは勿論。
その城と都市を築いた高台は海を見下ろし、空気が澄み、風がさわやか。
城址をあるいていた、実に壮快なのだ。

と諸々の思いにふけっているうちに、急に船を名護屋に着けてみたくなる。

こういう風に突然、思考が回転するのが私のクセ。
バスで呼子に戻ると直ぐ、エンジン始動。
舫いを外し出港。
呼子大橋をくぐり、隣の名護屋港へと向かう。

写真:
呼子の高名な朝市。残念ながら極めて小規模
名護屋城美術館
・城跡の石垣
天守閣の跡
・今日も、美容食。