2019.10.13(日)
碧南だからと安心しきっていた。
油断があった。
大変な状況。夕方から雨が降り出し、豪雨がづっと続く。
問題は風向。北ないし北西の強風。
かなりの風であった。
北だと船尾方向から風を受ける。
ポンツーンが短く、そのままだと船首が桟橋にぶつかる。
対岸のポンツーンから50mの台風用三つ打ちナイロンロープを張る。
これで、安心しきっていたのだ。
このロープが切れることは無い。
しかし、かなり長い距離のロープを船尾から1本だけ張っていると、
どうしても船が左右に持っていかれるのだ。
北ないし北西だと左の桟橋に寄せられる。
激しい雨と風と暗い中、カッパを着て、船尾ロープを調節。
クリートが固くてほどけない、ロープを手で引っ張れない。
別ロープをローリングヒッチで結び、ウインチで引き、ゆるめる。
もう一つのウインチで船尾ロープを引く。
これで船首と桟橋の距離も開く。桟橋への接近も考慮しなくて良い。
風はそうとうであった。
風だけだとは言え、やはり船はかなり揺られた。
碧南だからしのげたと思う。
私は川村さんの母港なので、一度は碧南ヨットクラブを訪問したいと思っていた。
碧南の人に会ったことは無いので、漁港の片隅のヨットハーバーでは無いかと思っていた。
今回、場所が湾の奥の奥だと知り、台風避難を兼ね一度訪れたかったと、やって来て、無事台風をしのげた。
これも川村さんおかげだ。
川村さんのお人柄が私を呼んでくれたのだ。
また、私を受けいれてくれた碧南ヨットクラブの方々ありがとうございました。
不思議なストーリーとしては、大阪湾の一文字クラブがある。
ここはKisaragiさんが船を置いている。
Kisaragiさんが係留するマリーナとはどんな所なのだろう。
一度は訪れたい。と、春に初めて訪問。
素晴らしい、マリーナでした。
自主管理しているマリーナ。碧南ヨットクラブと同じです。
ポールを自分たちで立てたと聞き驚きあきれたのだが、碧南も同じなんですね。
関東にはこの様な全て自分たちで作り、運営しているヨットハーバーはありません。
これもKisaragiさんが引き寄せてくれたのだと思ってます。
こころざしを持っている。高いこころざし。
二つのヨットクラブとも、その清さが私を引きつける。
ヨーグルトが欲しいので昼前、コンビニへ。
戻ったら、コックピットにエビス、ワンパック。
アレ、どうしたんだろうと中をみるとオリオンさんの名刺。
すぐ、艇まで挨拶に。
オリオンさんに私は何度か会っていたように思っていたが、初対面だった。
良い船をお持ちだ。ネットで何度か見ているから知っていると思い込んでいた。
艇に戻り昼ごはんを食べている時、風童(ふどう)さん、オリオンさん来艇。
楽しいヨット四方山話。
三河湾内のもろもろの泊地、寄港できるヨットクラブを詳しく教えてもらう。
有難い。聞いてみたかった疑問も解消できた。
地元の方なので、歴史ある地域など興味ある話が聞けた。
もう、10月なかばなので再度、くわしく訪問したいとの思い。
朝になっても風が収まらない。
台風が仙台から太平洋に抜けた5時48分でも船尾から取ったロープが
こんなに張ってます。
台風19号が大きく、ぎりぎり15m圏に入っているせいと思っていた。
しかし、その後相変わらず強風。今10時半も続いている。
碧南に強風注意報が引き続き出ている。これは何が原因の強風ですかね。
天気は晴天となりました。
暗い中、ハッチを開けると空に星。
5時48分日が昇る前の美しい東の空