DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

朝は晴天

2019.11.9(土)

今日も早く起きてしまった。

寒いが、気持ち良いので、

今揚がったばかりの朝日を浴びながら7時からデッキで食事。

 

写真:

・6時31分の朝日

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 イルカが再度登場、今日は漁船緑丸の回りで遊んでいました。

きのうは見えなかったので港の外へ出てしまったのだろうと思っていたら、

先週ごろから那智の港の中に出現し始めたそうです。

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17時23分、 雲一つ無い空でも夜景となる

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雲もあるが、晴れ

2019.11.8(金)

早く起きてしまったので、5時前に顔を洗いに駅まで。

鍛錬歩きの40代ぐらいの女性に真っ暗な中ですれ違う。

ご飯の支度とかしなくて良いのかなー。

準備が早く出来、寒いけど気持ちが良いので、重ね着してデッキで朝食。

 

今日の朝食。

いつものメニューだけど、道の駅があるので果物が追加される。

カボチャは煮たもの。

カボチャはいつもは、蒸し焼きにするのだが、蒸し時間、火の強さなど、

結構微妙で手間がかかる。

最近、知ったがカボチャを煮るのは実に手間いらずだ。

ただ、切って煮るだけ。

その煮る時間だが、10分にしたら、かなりグズグズ。

そこで今日は8分にしてみたが、未だ短い方が良い様だ。

次回はもっと短くしてみよう。

 

洗濯、コックピット清掃、アンカーロープ外し,

飲料用3ガロンボトル3個、ポリタン20L3個水補給、その他細かい作業。

航海データ作成。

食材仕入れからの戻りは厚い雲が空を覆い日が差さない。

曇っていると17時でも暗い。

 

写真:

・6時32分、雲の上に朝日

・今朝の食事

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那智に戻って来ました

2019.11.7(木)

きのうの夜と今朝暗い内、星が今まで一番きれいに、鮮明に見えた。

出港直前、石の階段を登り、手水、九木神社参拝。

石段を降りて、宮崎船長に挨拶。

台風で戻るのが遅くなったので、今日出港します。

無理をせんように、と向こうを向いたまま答える。

良く聞くセリフだが宮崎さんのは心がこもっていて、心に響く。

久しぶりに奥さんにも会う、少し細身になった様に見えた。元気そう。

 

今年は途中で家に帰ることなく、ズット船。

7ヵ月以上のヨットでの生活であった。

 

航海:

港内でメインを揚げ7時15分スタート。

晴天、空気が澄んでいて、熊野灘の山並みと緑がくっくりと見える。

 

今日は南西に下る。

と、ヨット真上りの法則で、風は南西となる。

登りで、風が時々振れた時のみジブが張れた。2時間ぐらいか。

風は微風、波は無し。

雲一つ無い晴天だったが、10時頃から次第に雲が出て来る。

那智の港に入り、桟橋に着けようと進むと、バシャと大きな音。

なんだろうと見ると、大きな尾と背びれ。

最初はサメかと思ったが、多分イルカ。

こんな港内に入り込んで大丈夫か。体長1m以上。

桟橋に着けるまで艇の回りを何回も回り遊んでいる。

写真を撮ろうとするが、タイミングが合わない。

一枚だけ、どうにか撮れた。

フィッシャリーナ那智の桟橋に舫い完了、13時10分。

 

食材仕入れに那智道の駅とA-COOPへ。

戻って、即、温泉へ。

明るい内の温泉が最高。

17時チョット前には艇り、今これを書いている。

 

写真:

那智で休むECHO POINT

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久しぶりの那智の海岸

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どうにか一枚撮れました。イルカと思われる写真

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 17時21分、西の空

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私のこよなく愛する九木浦にやってきました

2019.11.6(水)

私のこよなく愛する九木浦にやってきました。

日本の色々な港へ行きました。

やはり、自分は熊野灘を愛していると再認識しました。

その熊野灘の代表が九木浦です。

 

長いこと航海していると、母港を起点にどうしても、繰り返しの航海が増えます。そこでスパマリーナ熱海では無く、起点を西に移動することを考え始めました。

瀬戸内海、五島列島日本海を手軽に早く味わえます。

そこで、長い航海の内でここ、と決めたのが九十九島、パールシーです。

2年続いて訪れ、ハーバーマスターにも会い、書類も全てもらい、

次の年、申込に行く予定でした。

しかし、2年通ってみて、パールシーはやはりクルージングの港として素晴らしいのではないかと思い始めました。

海光丸さんは何年か、海日記さんも2年だか船を置いていたように、素晴らしい泊地です。

しかし、生活を伴う起点としての迷いが出たのです。

その元がフィッシャリーナ那智でした。

生活しやすい。皆親切だ。寄港が温暖。景色はどこよりも素晴らしい。

なにより紀伊半島にある。

私は自然の美しさだけでなく、長い長い歴史を伴った紀伊半島こそが私を引きつけているのを認識しました。

綱不知のある紀伊半島の西も素晴らしい、熊野灘の険しい山波と海、港。

よし、熱海から那智に移動しようと決める。

と言った経過で今はフィッシャリーナ那智が基地となっています。

 

五ヶ所浦→九木浦 30マイル

五ヶ所浦でアンカーを揚げ、メインをあげ、7時15分スタート。

アンカーが手ではあがらない、ウインチで引き上げる。

泥というか、へどろをくわえて上がってくる。

強風でアンカーが泥に深く食い込んで手では上げられなかったのだ。

五ヶ所浦は泥ですね。

 

天気は晴天、雲一つない。

五ヶ所湾を出て、九木崎を目指す。

最初はアビームで快調に走る。

その後、めまぐるしく風向が変わる。

アビーム、クローズホール、追っ手にもなったりする。

結局、真上りとなり、ジブが張れない。

しかし、九木埼まであと17マイルまで来ると風が安定して、

クローズホールド、時にアビームで快走。

少し、エンジン補助で5ノットから6ノット。白波は全く見えない。

 

九木崎あと5マイルほどでまた、真上りとなる。ファーラーを巻く。

 

九木浦入港:

九木崎沖(KUKIZIP)34 00.75 135 17.250まで来ると、

九木浦への航路全体が見えるのだが、見た目にはただの山の連なりに見える。

右手奥の小山に白い灯台が見える。

真っすぐ進んで白い灯台の前で約90度右に入って行く航路となる。

 

左手に定置網あり、注意!

いつもの、桟橋、海から見て右側に出船で着ける。

13時丁度に舫い完了。

宮崎船長の元気な姿が見えたので、又お世話になりますと声を掛ける。

晴天。気持ち良い

 

写真:

・九木浦に満足げにもやうECHO POINT

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・私の愛する熊野灘の山なみ。全て石の山です。

 瀬戸内海や九十九島の様な穏やかな景色では無い。

 この様が私は好きなのです。

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五ヶ所浦晴天続く

2019.11.5(火)

五ヶ所浦は今日も晴れ。

よなか、又12時に起きてデッキで作業。

ここ五ヶ所浦で北西の風が吹くと、驚く程、ゴーゴーとうなり声となる。

デッキに出ると、強風注意報が出ているくらいだから、風は強く、

アンカーロープも手では引けないほどだが、船内に居て聞く程の強風では無い。

地形と建物の組み合わせの影響だろう。

テンダーを縛ってないのを思い出す。

デッキに出たのは、この強風だと、飛ばされるかもしれない、固定するためだ。

続いて、ウインチでアンカーロープを増し締めし、岸壁から離す。

作業を手短に終え、艇内に戻り、すぐまた寝る。

 

ごはんが炊け、おみおつけもできたので、船内でこれから朝食。6時40分。

外は寒い。

 

16時58分、五ヶ所浦の西の空と海

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五ヶ所浦の朝は晴れ

2019.11.4(月、祭日)

五ヶ所浦の朝は晴れ。南西の風が強い。時々ブロー。

 

よなか、リギンが鳴り、風がゴーゴー言う。

なんだ、そんな予報はなかったのに。

なにかにコツンと当たる。

これは変だ。ねまきの上に重ね着してデッキへ。

アンカーロープがたるみ、となりのモーターボートのそば。

走錨か。

ドンドン、アンカーロープを引く。どうにか引っかかった様だ。

しかし。艇が風下に斜めになっているので、長い三つ打ちナイロンロープを出し、陸に上がり、スターンから陸に舫いを取る。

一応安定したようなので、寝る。よなかの12時ごろか。

 

朝の食事後、船を出す。

一応効いているようだが、アンカーロープが短い。

アンカーを打ち直す。

ようやく安心。

アンカーを打つのを避ける傾向がある。

アンカーは難しいと考えるのではなく。

何度でも打ち直すのがアンカーで、それが普通のことなのだと考えるべき。

私が驚いたのは、90才近い川村さんと安乗に暗くなって入港。

川村さんはアンカーを一度打って、最適の場所では無いと判断し、

アンカーを揚げ、チョット横に暗い中、打ち直したことだ。

見習いたい。

 

それにしも、アンカーを打ち直した今も南西の風が強い。

一応、警報注意報を見てみる。

五ヶ所浦は地名では南伊勢町、なんと南伊勢町に強風注意報。

15時からは15mとさらに強まる。15mは明日の朝まで続く。

どうもおかしいと思った。どうみても強風注意報クラスのブローが吹くわけだ。

 

午前中、漁協から今日の2時、漁協前で魚の販売がありますと放送される。

2時になったので出かけてみる。安い。

これ全部で消費税込みで500円。

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KIWIさんが教えてくれた旅館二葉に電話してみる。0599-66-0028

今日入れる。温泉。

明るい内、4時チョット前に出かける。喫茶FIVEの裏。

立派な3階建て。かっては観光客でにぎわったのだろう。

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風呂。ちゃんとした温泉。

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こんな夕景色を艇の中から眺めながら少し早めの夕食。

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7時半、朝日を受けた、五か所浦の西の低い山並み。

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五ヶ所浦に移動しました

2019.11.3(日)

五ヶ所浦に移動しました。

五か所湾最奥にある静かな、歴史ある町、五ヶ所浦。買い物にも便利。

13時20分到着後、整理整頓、少し休んで、大きなスーパーがあるので食材仕入れ。

艇にもどってから、2日ほど前に切れてしまったので、FIVEで蜂蜜購入。

 

鳥羽中之郷岸壁→五ヶ所浦 36マイル

5時過ぎから、漁船、本船、観光船と通過。

特に、大型の漁船が猛烈なスピードで通るたび、引き波で艇が左右前後に激しく揺れる。

長い舫いを外し、岸壁を離れたところで、メインを揚げ、6時50分スタート。

日曜で釣り船が出ているせいもあるが、観光船、連絡船を含め、

鳥羽近辺は大小の船、多数。

安乗方面に向かうのだが、桃取水道、菅島水道、加布良古水道と狭い航路。

始めての航路なので緊張。

waypoint設定に当たっては、今回、三河湾も含め、新しくnewpecを購入。

港湾案内もこの狭い航路の詳細をしるには役に立った。

港湾案内は実によくできてますね。

 

安乗沖から大王崎沖、布施田水道へと向かうとナント、アビームで快調に走る。

エンジン停止で4ノット。1時間、到着が遅れても良いじゃないか。

帆走を楽しむ。

アビーム、エンジン停止、約5ノットが長い航海に何回あるか。

しかし、この至福の時も1時間、4ノット時々5ノットが4ノット時々3ノットに変わる。

エンジン、補助5ノットキープ。

 

布施田水道手前まで到達。

布施田水道を東から西に抜けるコースを復習。

右手に大きな赤ブイが二つ。

水道入り口と出口。右側はこの赤ブイから外へ出てはならない。

左手には緑灯台が3つ。

水道手前に遥か遠くから見える大きな緑灯台

出口付近に緑灯台二つ。

左手の島に一つ、水道出口にもう一つ緑灯台

注意!

この間を抜ければ問題が無い。

しかし、注意が必要。浅瀬がこの航路周囲に沢山あり、竹竿が立っている。

正しい航路を進んでいても、ワッチを欠かさず、周囲を良く見る必要あり。

 

布施田水道を抜け、熊野灘に入ると、海況がガラリと変わった。

静かになる。

 

五ヶ所湾に入り、いつもの志摩ヨットハーバーではなく、

今日は五ヶ所浦に向かう。

 

前回も留めた岸壁に槍着け。

アンカーを打ち、舫いを完了して、13時20分。

 

 

 

五ヶ所浦でユックリくつろぐECHO POINT

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