DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

コンパスキャブレーション

2005.11.29(火)曇り。明け方まで激しい雨と風。6時過ぎ、風波ともしずかになったのでポンツーンに移動。昨日はオートパイロットのコンパスキャブレーションを行う。初島からの帰り、熱海への角度を何度か訂正する必要があり、初めは潮が強いためと思っていたがもしかしてオートパイロットの配線をまとめたりしたためかもしれないと思う。ボートショウであったクルーズテックの秋谷さんに電話で問い合わせしたところ「コンパスキャブレーション」をしましたかと質問される。英文マニュアルなので取付けに最低必要なところしか読んでおらずやってませんと答える。新規にオーパイを取り付けた時はコンパスセンサーが受けている船体内で受けている磁器影響を記憶し保身性能を高める機能「コンパスキャブレーション」を行う必要があると詳しく教えてくれる。その上、やり方を日本語に訳したマニュアルをファイルで送ってくれる。直接商売ではないのに、ありがたいことです。秋谷さんありがとうございます。2~3ノットで50m半径で2三度回るとズレガが表示される。三角形になってしまったが一度の回転で5度と出る。15度内ならOKなのでかなり良い結果。あとふねのコンパス角度表示との一致を設定。これが結構ずれているように感じた。また右と左で5~6度ずれていると分かった。KVHで調べたところ右の方が正確なようなのでそちらに合わせる。晴天で暖かいが風が無く、波も静かなので調整には最適条件であった。このキャブレーション設定のため港を出る時、大島行きの超高速船の出港とかさなってしまったが、ナント私の船が港の外へでるまでズット微速でゆっくり後ろをついてくるので恐縮してしまう。いつも港内から全速状態で水の上に船体を持ち上げカーブして港を出ていくのにヨットに配慮してくれる船長がいるとはうれしいね。