DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

潮岬を越え、串本港へ

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2017.11.2(木)
もう何日か綱不知に居るつもりだった。
きのう天気予報を調べてみると土日ごろから悪くなる可能性がある。
あす、あさっての天候は穏やかで晴天は間違いなさそう。
そこで、周参見をパスし、綱不知からいっきに、潮岬を越え、串本に行く予定を立てる。
今日の朝、5時の予報を見る。穏やか。

現状はどうか、海上保安庁、潮岬の燈台情報を見る。
12時間前から現在までの波、風向風力を見ることが出来る。
波は1m以下。風は2~3m以下が続いている。
よし、一気に串本まで行こう。

潮岬を北から越える時は、いつも、直前の天候を見て出港したいので、周参見に一旦入った。
周参見をスキップするのは初めて。

串本までは40マイル。8時間かかる。
暗い内に準備をし、綱不知でメインを揚げ、6時8分にスタート。
綱不知の狭い航路はティラーを手に持って操船。
綱不知を越えた所で、オートパイロット。

突然、オートパイロット不調。
ガーと音がして一番長くなったり最短になったりし、
「NO DATA」と表示され動かなくなる。
10年以上使っているが、初めての経験。
パソコンの様に、一旦電気を切ってリスタートするが同じ。
あー、8時間ティラーを持って操船するのか。

堀江健一はオートパイロット無しだったじゃないか。
斉藤実さんも壊れたオーパイの代わりにゴムひもで対処したではないか。
なんとかやってみよう。

あれこれやり、1時間ほどすったもんだし、再度オーパイを動かす。
ナント、正常に戻る。
以後、次の港に入るまで正常に作動。
いったいなんだったのか。
問合せてみよう。

風は予報どおり、東。
アビーム。1~2ノットの連れ潮。
ところが、宇佐美沖から風が変わり、真登りとなる。
ヨット真登りの法則。

ところが、一番警戒した潮岬に入ると風は再び東となる。
波も宇佐美沖から潮岬の方が悪かった。ピッチング。
霧の様なスプレー。

串本港に入り、いつもの港に入ると、いつも着ける岸壁は空いている所もあるが、
船が帰ってきそうだ。
西側の岸壁にも船が何艘もいる。

港を出て、何時も着ける桟橋の反対側、海上保安庁の船の前に横つけ。
舫い終わって、13時35分。

写真:
・串本港に舫うECHO POINT。前に見えるのは海上保安庁の船。