2020.10.15(木)
朝一番、9時より上架。
いつもは5月初めに上げているが、今年はコロナで、10月となってしまった。
那智で潜って掃除した時の状況からみて、いつもの倍は汚れているだろうと予期していた。
次第に船が海から上がり、船底が見え始めたところで、ハーバーマスターのYさんが、きれい、と声。
驚いたことに予想に反し、強風注意報の中、出港したり、毎日移動していたせいか、船底が綺麗になったいる。
UW1で上架することの素晴らしさの一つがその吊り下げ方にある。
ふつう釣り上げてすぐ船台に乗せ、自分でメンテする方はハイどうぞで終わりだ。
ところがUW1では船体を吊るしたまま、先ずバウ面、次にハル中央、船尾と、
三つに移動し、ジェットで洗浄できるのだ。
目の高さにしてくれるので実にやり安くチェックし易い。
そのジェットも強力で殆どの汚れが落ちてしまう。
しかもここで終わりでは無い。
3か所洗浄後、一旦船台に乗せ、次にベルト位置を直し、
ベルトで今まで隠れていた箇所を出して、洗浄できる。
まさにいたれりつくせり。
ジェットの強力さも加え、この様な経験は他のマリーナでの上架では経験したことがない。私が瀬戸内海まで来る訳が解るでしょう。
(注意、ここでの上架は原則長期契約者のみ)
9時から始まり、おわったのは13時になってしまった。
上架後、船台に収まったECHO POINT。昨日洗濯したのを直ぐ干し、生活が出ていて申し訳ない)
宇野桟橋の係留について、問題は大きい。
すくなくとも今年いっぱいは係留できませんね。
係留申請に対し「まだ当面の間、桟橋の利用はできません」の返事をいただきました。
電話でその理由を聞いたところ予想もしない内容でした。
宇野の桟橋はあの綺麗なテント張りだけでなく、裏に4本の古い桟橋があり、
そちらにも対象でした。
私は一度着けたことがあります。かなり古い桟橋です。
この4本の古い桟橋を地元の人が色々に活用しつかっていたそうです。
ところが台風で4本とも沈み、使えなくなりました。
そこでそれらの色々な用途の地元の人がテント張りの桟橋を使わざるを
得なくなり、外来艇を受付しないことになったそうです。
古い桟橋を直し始めているが何せ1本何千万だかでどうなっていくか解らにそうです。
へたすると来年一年も係留できないかもしれません。
素晴らしい、宇野桟橋に泊まれないとはナー。
(決まった艇が着けたままと言うことは無いので、
近いヨットマンは空いているのを見て、チョット係留し、短時間、温泉、買い物等をたのしんだ後、離岸する例は多い様だとのこと)