DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

波浪注意報解除、波2.5mの中。綱不知へ

2022.8.30(火)

朝5時の予報がだされる。pcをonにして待つ。

波浪注意報解除、きのうの波浪注意報は解除となったのだ。ラッキー!

しかし波は3mから2.5mになっただけ。

波2.5mの場合は出航しないのが私のルール。

15年以上前、伊豆七島巡りで確か新島から移動する際、波2.5mの予報をたいして気にせず出航。

私のヨット生活で最も大きな波、最も高い所まで上がり、落下する経験をする。

以後、波2.5mに場合は出航しないと決めたのだ。

沖縄の久米島に居て、15日間強風波浪注意報が続き、ようやっと解除になって出航。

次の日には強風波浪注意報が発令されたのでたった1日の解除であった。

この時もなかなか厳しい海況であった。しかし、やはり伊豆七島の体験の方が大きい波であった。

今回、私の2.5mの際は出航しないというルールを破ることに緊張を覚えた。。

きのうの波浪注意報は串本など紀伊半島の南の端以外は

今日の行き先、田辺港、白浜だけに出ていた。

気象庁は少し安全を見て余裕の予報を出しているかもしれないと思った。

しかし、かなりドンブラコドンブラコを覚悟した

出航前、外は降ったり止んだりが続いている。

波浪注意報解除に対応し出航準備を始めたとこで猛烈な雨。

雷、いなびかり。回りが見えない豪雨。

1時間半か2時間続く。

携帯で気象庁のレーダーナウキャストを見る。

真っ赤、真っ黄色の塊が阿尾港の真上を通過中。

5分後づつ後の予報を見ることが出来る。状況を把握出来るだけで安心する。

皆さん、猛烈な豪雨の場合、いったいいつ止むかと悩む前に

レーダーナウキャストを見ましょう。

雨が収まるのを待ってアンカーを揚げ、港内でメインを揚げ、8時57分と遅く出航。

外にでると阿尾港沖は一面静かな海面。

続いて難所日ノ御崎もいつもより静か。

田辺港の波.2.5mは何処から始まるのか。

途中、釣り船らしき大きな漁船に7隻ほど遭遇。

田辺湾あと5マイル程でも特に波は高くならない。

予報にあったうねりは出始める。

結局、2.5mの大波は無かった。予報は外れても安全な方が良い。

まー、良かった。

田辺湾、白浜には船が全く出ていなかった。朝の予報のせいか。

地元の人の好意で留めさせてもらっている綱不知岸壁にスターンアンカー、

槍着けで14時。舫い完了。

綱不知(綱知らず)に舫うECHO POINT

後片付け等を済まし、食材仕入れへ。

戻って、温泉長生の湯へ。気持ち良かったー。

今、温泉から戻りこれを書いているところ。

雨が断続的に降る。