DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

伊江島3

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2006.10.8(水)昨日、今朝の天気予報とも波2.5m後1.5m波浪注意報となっている。注意報が解除になってから出ようと全て準備する。出発は9時か10時ごろかなと港の方に入った帰りに修理中の船の上の梶野さんから声がかかり一緒にお茶を飲む。
そこへヨットでチョット海へ出ていた地元のカメラマンで陶芸家、その他多彩な才能の持ち主らしい金城さんが参加。伊江島の古くからの文化や神に対するお祭りなどをあまり重要視しない経済一辺倒の人が増えていることや、古いしきたりが無くなっていく現状を嘆かわしく感じていること。古い沖縄の姿が残る伊平屋島のこと等話してくれ、いろいろ話がはずむ。金城さんは画像としてそれら古い祭りやしきたりを記録している。

梶野さんが波はかなりあるようだと地平線を見て言う。陸に上げたカタマランの高い位置から見ると地平線が波でデコボコになっている。ヨットから今陸に上がった金城さんも沖は波が高いと同意する。波浪注意報が出ているのに無理して出ない方が良いんじゃないの、とお二人とも言う。確かに無理して出る理由は全くないので今日の出港は取りやめ。

午後はきのう登ったグスクの登口にある石の説明書き「村民の間ではグスク、村外ではイエジマタッチューなどとよばれている。この山は沖縄のグスク時代の遺跡の一つで地域住民の信仰の対象になっており、中腹の城御嶽にはヲシアゲ森(神名ヨーセジ)伊江森(身命アマミヤ)の二神のオイベが隣合せに祀られている。航海の安全と人々の健康と豊作を祈願する拝所となっている。」ここに書かれた中腹の城御嶽にある2神の所在を確かめたく、再度グスクまで行く。やはり所在はわからず。
もう一箇所、まだ行ってなかった島村観光公園を見に行く。伊江島にはハブがいない。それなのに生きたハブが見られるおりがあった。
与論島伊是名島にもハブはいない。

・真近に見る城山(グスク)の威容