DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

壱岐 郷ノ浦港へ移動

2007.8.18(土)
壱岐芦辺港に戻る予定であったが、郷ノ浦港に行きたくなり、
芦辺港に向かう船の中で航路計画を作成しそのまま郷ノ浦までコースを延長し2時15分に到着。
航程44マイル、約80kmと長い航海となった。
舫いを固めひと段落したところ。3時15分。
雲ひとつ無い晴天。なにしろ日射病にならないよう気をつける。
30分ごとに真っ裸になって海水を浴びる。キチンキチンと30分ごと。
これをやらないと生きていけないといった感じであった。

先ず、洗濯を多量に持ってコインランドリーまでキャリーで運ぶ。
久しぶりにタオルケット3枚も洗う。
洗濯屋の前が図書館になっているので待ち時間の間、壱岐の歴史などを調べられて良い。
2度にわたる元寇の際、今までは神風により勝利を収めることが出来たということだけ頭に入っていた。
ところが調べてみると元軍は対馬壱岐には上陸し男の島民を全員殺しているのだ。
また、博多に一旦上陸までしていたのだ。日本はあぶなかったのだ。
文永の役の際は元軍3万、船は900艘であったが、弘安の役では14万2千の軍、4,400艘の船で攻めてきたのだ。
日本は元の属国になっていて少しもおかしく無い状況までいっていた。

洗濯の次はなししろ風呂に行きたく、観光案内にある温泉まで行く。
地図を見ると港からすぐのように書いてあったが行ってみると結構遠く暑い中さかを登っていく。
温泉は気持ちよかった。
町まで戻り、先日美味しかった中華屋に行く。
恵比須の生を2杯と紹興酒を飲み、長崎皿うどん、餃子を食す。
船まで戻り、どんな店かの調査も兼ね、フェリーターミナルの2階の店でもう一杯ビールを飲んで寝る。
こういった施設の店の例にもれず、芳しくはない。