DONのヨット暮らし

Mais ou sont les neiges d'antan?

沖ノ島の神が大島に船に乗ってやってきました。

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2007.9.9(日)
朝食を済ませ、先ず宗像大社中津宮に参拝する。
静かで凛としたたたずまいを一層強く感じる。境内に敷き詰められた砂利が掃き清められた跡が波の様な一面の筋ではっきり見える。
裏の森を下り神泉を飲む。
海へと下る急な石段をおり始めると島内告知スピーカーでアナウンスが流れる。
今日は沖ノ島沖津宮の神、田心姫(たごりひめ)の神をお迎えする船が中央突堤につきます。11時ごろ到着の予定です。皆様でお迎えしましょう。と2度流れる。

宗像大社及び宗像市の最大のお祭りとしてみあれ祭(御生れ祭)が行われている。
毎年10月1日に行われる。
「みあれ」とは新しい霊力をいただくという意味で、沖ノ島沖津宮と大島の中津宮の御神璽(御神体)を、年に一度辺津宮宗像大社)にお迎えし、五穀豊穣や豊漁に感謝する神事。

御神璽を乗せた二隻の「御座船(おざふね)」が約300隻の船団と供に、大島港を出港する。
神湊港に到着された沖津宮中津宮の御神輿を、辺津宮の御神輿がお迎えし、年に一度宗像三女神は再会する。

今日は10月1日に三女神が集まる前に沖津宮沖ノ島)と中津宮(大島)の二神が集まる日だったのだ。約54km離れた沖ノ島から船に乗って沖津宮の神がやってくる日にめぐりあうこととなった。

写真:
・今朝のさわやかな中津宮
・社殿
・掃き清められた境内
神水
・のぼり旗を立てた神を運ぶ船
・神官を先頭に進む沖ノ島の神
・遥か沖にある神の島、沖ノ島の解説